トマトの芯止めって何?その理由と方法を解説!

トマトの芯止め アイキャッチ

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています。

この記事はこんな疑問を解決します

✔トマトの芯止めって何?
✔どうして芯止めをするの?
✔芯止めってどうやってやったらいいの?

この記事を書いた人

とまきち

<プロフィール>

トマト農家になって約10年

認定農業者 調理師

2015年 飛騨統一圃場審査にて岐阜県園芸特産振興会長賞受賞(最優秀賞)

2023年から野菜加工事業を開始(野菜加工 とまきち)

当サイトでは農業で躓いたこと、野菜の育て方や、保存の仕方、調理法などの悩みをどう解決してきたかを書いています。

2024年1月5日時点

スポンサーリンク
目次

芯止め作業はなぜやるのか?

飛騨地方では8月下旬頃から夜温が下がり始め、11月には霜が降ります。
そうすると、トマトの実を付けていても収穫できない物が出てきてしまいます。


この収穫できないトマトは無駄な栄養を送っていることになってしまうので、先に実を付けないようにするためにこの「摘芯作業」を行います。

8月下旬のトマト

芯止め作業の時期について

芯止め時期について飛騨地方では8月の20日頃から、9月の上旬を目途に行います。


家庭菜園の場合は月日ではなく、トマトが5段から6段になった頃に行って下さい(・ω・)ノ

8月後半、
冷気の影響で雲が下の方に降りてくるようになった

芯止め作業のやり方

それでは実際に芯止め作業をやって見ます。

トマトの樹の状態はこんな感じ。

支柱の一番上まで伸びてますね。

栽培終盤のトマト

そんなトマトの先端に注目。

トマトの先

トマトは花が咲いて、葉っぱが3枚出て、また花が咲くという成長を繰り返します。
そんなトマトですが芯止めするときは花が咲いた上の葉を2枚残して上の部分を摘み取ります。

花の付いた上2枚の葉を残す

人差し指で押さえている葉が1枚目、親指で押さえているのが2枚目です。
なのでその上の部分を取ります。

手で葉を押さえて上の部分を取りやすくする

ハサミなどの道具は使いません。


ハサミで切ると細胞をつぶしてしまうので、傷口の治りが遅く、また、病気の樹があった場合、うつってしまう可能性があります。


なので手で摘み取ります。

道具を使わず、手で摘み取る

葉を2枚のこして上の芽を摘み取りました。

摘み取ったトマトの樹

取り終わりはこんな感じ。


ちゃんと花の上の葉を2枚残せました。

摘み取り終わり

まとめ

芯止め作業はなぜやるのか?
収穫できないトマトを実らせないようにして、残ったトマトに栄養をまわす為。

芯止め作業の時期について
⇒8月後半から9月上旬。
 家庭菜園は5~6段目の時。

芯止め作業のやり方
花の上の葉っぱを2枚残して摘み取る。

今回は「トマトの芯止め作業」について書いて見ました。
いよいよ終盤の作業になってきましたね(´▽`*)
最後まで読んで下さりありがとうございます。
記事が良かったと思ったら👍グッドボタンをお願いします。


トマトの作業に付いての関連記事を下記に載せておくので、興味のある方は覗いて見て下さい。

トマトの作業関連記事

ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等

Canvaについて

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次