✔トマトを種から育てて見たいけど、どうしたらいいか分からない
✔トマトの発芽を揃えたいけど、どうしたらいいか分からない
✔何度で管理したらトマトの芽が出るか知りたい
皆さんは種からトマトを育てたことがありますか?
自分はトマト農家になってから2年間は苗を買い、3年目からは種からトマトを育てています。
種からトマトを育て始めてから色々な失敗をしてきました。
今回はとまきちなりのトマトの芽出しの注意点やコツを紹介してみようと思います。
トマトの種を播くセルトレーを水に漬け、水を吸わせておく
トマトの種はセルトレーと呼ばれる小さな升目が沢山あるトレーに一粒ずつ播きます。
そのセルトレーには種まき用の土を詰めるのですが、その土がすぐには水を吸いません。
なので、一日前から大型のばんじゅうに水を入れトレーを浮かべ水を吸わせておきます。自分は大体30分くらい漬けていますね。
使う土は「タキイ種苗」さんの「たねまき培土 長期肥効型」です。
この土を使うことで、追肥をしなくてもポットに植えるまで肥料が切れません。
セルトレーが入る入れ物ならば何でもよいのですが、自分は大型じゅうばんに水道水を入れ、土を詰めたセルトレーを浮かべました。
初めは乾いていて茶色い色をしていますが、水を吸うと写真のように黒くなります。
セルトレーのままだと曲がりやすく、壊れてしまうので、稲苗用のトレーに上げると作業がやりやすいです。
ちなみにトレーは162穴と200穴を主に使っています。
トマトの種を一晩水に漬けておく
トマトの種を植える前に一晩水に漬けておきます。
こうすることで、発芽する時に揃って出て来てくれるのでその後の作業が楽になります。
種はゴマと同じくらいの大きさ。
キッチンペーパーに包み、水を含ませ一晩おきます。
少し植えづらいですが、ピンセットを使って植えていきます。
セルトレーによっては上の方まで水を含まない物もあるので、そいう時にはスプレーを使って湿らせます。
ちなみに植えたのは「麗月」という品種と、「キングバリア」という品種です。
キングバリアはトマトを実らせるのではなく根っこの部分だけを使い、「接ぎ木」という作業を行うために植えました。(接ぎ木の説明は下のボタンから)
発芽したら直ぐに育苗ハウスへ
発芽が確認出来たら直ぐに育苗器から出して、育苗ハウスへと移動させます。
どれくらいが発芽かというと、
これくらいです。
ほんとうに少し出てるくらい。
トマトの育苗の本には全体の30%が発芽してからと書いてある物もありますが、個人的にはそれから外に出すには遅いと思っています。
失敗すると、
このようにビヨーンと伸びてしまい。徒長苗と呼ばれる苗になってしまいます。
こうなると、根元の部分が軟腐病に罹って枯れてしまったり、次の作業の手間になり作業効率が著しく悪くなります。
自分はすべてのトレーが徒長苗になってしまい、種を播き直した苦い思い出があります😭
今回は右の図の育苗器を使い、28度で管理し、2日から3日かけて芽を出します。
使っている育苗器です。
詳細を知りたい方は商品から楽天市場で見ることが出来ます。
今の様子はこんな感じです。
みんなちゃんと揃って芽が出てくれています。
まとめ
トマトの種を播くセルトレーを水に漬け、水を吸わせておく
⇒トマトの種はセルトレーと呼ばれる小さな升目が沢山あるトレーに一粒ずつ播く。
一日前から大型のばんじゅうに水を入れトレーを浮かべ水を吸わせておく。
トマトの種を一晩水に漬けておく
⇒キッチンペーパーに包み、水を含ませ一晩おく。
発芽したら直ぐに育苗ハウスへ
⇒発芽が確認出来たら直ぐに育苗器から出して、育苗ハウスへと移動させる。
28度で管理し、2日から3日後に発芽する。
今回は「トマトを種から育てたい!! トマトの芽出しのやり方」と題しまして、トマトの種植えから発芽までを紹介して見ました。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
では次のブログでお会いしましょう👋
ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
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