✔トマトを長く収穫したいけどやったらいい作業はある?
✔トマトの下葉かきって何に?
✔どうして下葉を取るの?
下葉かきって何に?何で下葉を取るの?
「下葉かき」とは作物の下側にある葉を取る作業のことを言います。
そもそも、なぜ下葉を取るかと言うと、ハウス内の通気性を上げ病気の発生を抑制する為です。
葉が茂っていると通気性が悪くなり、特に梅雨時期は灰色かび病の発生が多くなります。
また、葉が茂りすぎると農薬がかからない場所ができ、防除の効果も下がってしまいます。
葉っぱ自体も、下の方から枯れていき、その枯れた葉も病原菌が付きやすくなるので、病気になる前に取ることで病気のリスクを下げることができます。
トマトの収穫が始まる頃には下の葉はだんだんと色が抜けてきたり、
丸まったりして、そのままにしておく葉は枯れて行きます。
そのまま枯れたままにすると上に書いたように病気が葉から入り、トマトを長く採れなくなってしまいます。
下葉はいつ取ればいいの?
下葉は一段目、一番下のトマトを収穫し終えたのを目安に取るようにします。
下葉はどこまで取るの?
下葉は一段目のトマトから下の葉を取ります。
写真は今年(2022年)のトマトで、2段目の下辺りまで、しかもトマトがまだ付いている時に下葉を取っています。
今年は灰色かび病の発生の危険度が高かった為、トマトの収穫前ですが下葉取りをしました。
どうやって取るの?
トマトの葉は樹の元から手で取ります。
傷口が早く乾くように、晴天の午前中に取るのが良いそうです。
手袋も定期的に消毒しながら行って下さい。
取った葉っぱはどうするの?
一本のトマトの樹から2段目の下辺りまで葉っぱを取ると、写真くらいの量の葉っぱが取れます。
ハウスの場合は葉っぱを通路に出しながら行っていきます。
取った葉に病気が付き、ハウス内で広がると意味がないのでハウスから外へ出しておきます。
ですが、この葉は水分が多くかさばるので、
2、3日置いて置き、カラカラになってから出すようにしています。
下葉もハウスの外へ出して、すっきり綺麗になりました。
まとめ
下葉かきって何?何で下葉を取るの?
⇒作物の下側にある葉を取る作業のこと。
下葉を取ることで、ハウス内の通気性を上げ病気の発生を抑制することが出来る。
下葉はいつ取ればいいの?
⇒一番下のトマトを収穫し終えたのを目安に取る。
下葉はどこまで取るの?
⇒一段目のトマトから下の葉を取る。
どうやって取るの?
⇒樹の元から手で取る。
取った葉っぱはどうするの?
⇒取った葉に病気が付き、ハウス内で広がらないようにハウス外に出す。
今回は「トマトの下葉かき」について書いて見ました。
家庭菜園でも長くトマトを楽しむ為に下葉かきをしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで下さりありがとうございます。
トマトに関する農作業については下のリンクから見ることが出来ます。
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