トマトの品質を左右する!花がら取り作業の大切さとは?

花がら取り アイキャッチ

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています。

この記事はこんな疑問を解決します

✔「花がら」って何?
✔どうして「花がら」を取らないといけないの?
✔どうやって取ったらいいの?

この記事を書いた人

とまきち

<プロフィール>

トマト農家になって約10年

認定農業者 調理師

2015年 飛騨統一圃場審査にて岐阜県園芸特産振興会長賞受賞(最優秀賞)

2023年から野菜加工事業を開始(野菜加工 とまきち)

当サイトでは農業で躓いたこと、野菜の育て方や、保存の仕方、調理法などの悩みをどう解決してきたかを書いています。

2024年1月5日時点

スポンサーリンク
目次

花がらとは何か?

花がら」はトマトの花びらのことで、トマトの実にくっ付いているものをいいます。

大玉トマトの花

このようにトマトの実が大きくなっても花びらは取れず、下側にくっ付いたままになっています。

トマトの花がら

また下側だけでなく、ヘタ側に残ることもあります。

ヘタ側の花がら

花がらを取ることの大切さとは?

この花がらを取らないとどうなるでしょうか?

花がらをとらないと写真のようにトマトの間に入り込んだり、

トマトの間に入り込んだ花がら

葉っぱの上に乗っかってしまったりします。

葉っぱの上に落ちた花がら

この花がらをほっておくと、カビが生え、

カビた花がら

トマトの実もカビてしまい、食べられなくなってしまいます(/_;)

花がらのカビが原因で腐ったトマト

カビが生えるとこまで行かなくても、

ヘタに残った花がら

汚れの原因になったりもします(; ・`д・´)

花がらが原因で汚れたトマト

見ていただいた写真のように、出荷できなくなったり、秀品率を下げる原因になってしまいます。
本当に花がらは憎くなるくらいの厄介者( `ー´)ノ
このような状態にならないように、手間はかかるものの、なるべく取ることをおススメします!

花がらの取り方

それでは、花がらを取ってみたいと思います。


写真のようにほとんど枯れてしまっている下側の花がらは、手で触れば簡単に取ることが出来ます。

下側に花がらが付いているトマト

玉を傷付けないように手で優しく取ります。

下側の花がら取り

綺麗に取れました(´▽`*)

花がらを取り終わったトマト

他のトマトの花がらも全て綺麗に取りました。


この花がらは手で簡単に取れますが、取った花がらが下の葉っぱや実に付いてしまうと意味が無いので、他の部分にくっ付かないように、気を付けてください。

花がらを全て取り終わったトマト

ヘタ側に花がらがある時は、トマト取らないように、気を付けながら取ってください。


できれば片手でトマトを押さえて、もう片方の手で花がらを取った方が安全です。

ヘタに残った花がら

花がらを取っておいたお陰で、カビが原因の病気も少なく、綺麗なトマトを残すことができました。

花がらを取った後、大きくなったトマト

まとめ

花がらとは何か?
⇒トマトの花が枯れたもの。

花がらを取ることの大切さとは?
⇒トマトの秀品率を上げ、病気も少なくできる。

花がらの取り方
⇒トマトを傷付けないように、手で優しく取る。

今回は「トマトの花がら取り」について書いて見ました。
トマト作りは後半に進むにつれ、カビの病気が多くなり、トマトにも影響がでます。
ですが、この花がら取をしておくことで病気を少なく、トマトも綺麗な状態を保つことができることができるので、手間はかかりますが作業の1つに考えてみてはいかがでしょうか?


最後まで読んで下さりありがとうございます。
記事が良かったと思ったら👍グッドボタンをお願いします。


トマトの作業に付いての関連記事はしたのリンクから見ることが出来ます。
興味のある方は覗いて見て下さい。

トマトの作業関連記事

ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等

Canvaについて

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次