パイプハウスの天井ビニールの片付け術：写真つきコツ解説！

農家の人のパイプハウスはだいたい40ｍ以上。

あんなに大きなパイプハウスの天井ビニールをどうやって片づけるか疑問に思ったことはありませんか？

自分が研修中はずっと気になっていました(^▽^;)

今は、機械を使って片づける場合もありますが、うちでは人力で片づけています。

それでは片づけ方を手順を追って見て見ましょう。

ビニールが乾いたら、ビニールを飛ばないように抑える為に縛っていたマイカー線を一本ずつ取り、ビニールが飛んで行かないよう、ビニールを地面に下ろします。

ビニールを下ろせたら、持ち出したい方のビニールの端を二つ折りにします。

天井ビニールの真ん中には青い点線などの印があるので印を基準にしましょう。

その後、端に石を置いておくと、風でずれないのでおススメです。

二つ折りにして石で押さえたビニールの反対側の端のビニールを持ってきます。

この時に、ハウスの杭などに引掛けてビニールを破らないように気を付けて下さい。

重いので、ゆっくりと慎重に！

持ってきた反対側のビニールも真ん中の印で二つ折りにしたら、初めに二つ折りにしたビニールの上に重ね、また石で押さえておきましょう。

一度ビニールを反対側からもってきたので、赤い丸の部分、運んだビニールの反対側が丁度ビニールの半分の位置になります。

ビニールを張る時の目印にしたいので、半分の位置に印をします。

自分はビニール紐で結んでおきました。

結んだら、石で留めたビニールの方に引っ張ってきます。

単純にさっきの2倍の重さがあるので、ゆっくりと慎重に。

杭に引っ掛けないように気をつけましょう。

印は写真のような感じです。

真ん中のビニールに印をしたら、後は奥から手前に引っ張ってきます。

持ってくる度に重くなっていくので、気を付けて引っ張ってきて下さい。

真ん中を持ってきてから、３回ほど奥から手前へと持ってきました。

この時にあまり長いままだとこの後の畳む作業がやりにくくなります。

また、短すぎても同じように畳みにくくなるので、写真を参考にしてもらい、畳みやすい長さを調整して下さい。

ビニールを持ってき終わったら、初めに二つ折りした一番下のビニールで包みます。

反対側のビニールも下から被せて包みます。

包み終わったら、端から畳んでいきますが、大体三つ折りくらいが目安にしています。

畳み終わったら、マイカー線などを使って、縛ると完成です。

ビニールが飛ばないように押さえていたマイカー線は3本くらいをひとまとめにして、ハウスの横棒、肩のところにまとめて置きましょう。

これで、ハウスの天井ビニールを畳んで終う手順を終わります。