こんにちは。
大阪で一人暮らしをしている、調理師でFPのとまきちです٩( ᐛ )و
仕事から帰って、冷蔵庫を開けて、何も作る気になれない日があります。
私は週に5日働いていますが、そういう日が週に1日か2日は必ず来ます。
その日にコンビニへ寄ると、お弁当とサラダで700〜900円かかります。
かといって食材を買い置きしても、作れなければそのまま傷みます。
作れない日をどうするかは、一人暮らしの悩みの一つ。
そこで、冷凍のおかず宅配であるワタミの宅食ダイレクトを、自費で10食分注文して確かめました。
届いた10食すべての写真、冷凍室に入るのか、温めた実物、そして1食いくらになるのかを、実際の数字で書きます。
ワタミの宅食ダイレクト「いつでも三菜」の10食セットです。主菜1品に副菜2品、電子レンジで3〜4分。初回は1回限りで1食487円(送料込み)でした。以下、届いた10食すべてと、冷凍室に入るかどうかを写真で確かめています。
結論 初回は1食487円。続けるなら553円からです
先に結論を書きます。
私が払ったのは4,870円でした。
お試しセット10食3,990円に、送料880円を足した金額です。
1食あたり487円になります。
ただし、これは初回1回限りの価格です。
2回目からは定期で1食553円、都度購入なら608円に上がります。
ここを書いていないレビュー記事が多いので、先に出しておきます。
そのうえで、私の結論は3つです。
- 毎日の置き換えには向きません。
自炊のほうが安いからです - 「作れない日」の置き換えなら、はっきり得です。
コンビニより200〜300円安く、野菜も3種類つきます - 冷凍室は思ったより圧迫しません。
一人暮らし用の冷蔵庫でも、下段だけで10食が収まりました
順に、写真と数字で説明します。
こんな人に向いています
・その日にコンビニか外食になっていて、食費が読めない
・食材を買い置きしても、使い切れずに捨てることがある
・冷凍室に多少の空きがある
・栄養バランスは気になるが、自分で組むのは面倒
・しっかり食べたい。量は控えめです
・毎日3食すべてを置き換えたい(自炊のほうが安く済みます)
・冷凍室がすでに埋まっている
向いている人、向いていない人をまとめてみました。
仕事が忙しい、勉強する時間が欲しいなど、宅食を時間を確保する道具として利用するのが良さそうですね。
実際に届いたもの 10食すべて公開します
頼んだのは「いつでも三菜」の10食セットです。
主菜1品に副菜2品がついて、1つのトレーに入っています。

冷凍便で届きます。
段ボールは思ったより小さく、A4のノートを一回り大きくしたくらいでした。

開けると、あいさつのカードとチラシ。
その下に三種のおかずが入った袋が重なって入っています。

10袋を並べたところです。
1袋ずつ違うメニューで、同じものは1つもありませんでした。
これは地味に大きいです。
同じおかずが続くと、途中で手が伸びなくなるからです。
届いた10食の中身と、温める時間
| メニュー | 内容量 | 賞味期限 | 500Wの目安 |
|---|---|---|---|
| ポトフ | 172g | 2027年6月15日 | 4分10秒 |
| 肉じゃが | 160g | 2027年8月20日 | 3分20秒 |
| 手ごねつくねと国産ほうれん草 | 158g | 2027年7月17日 | 4分00秒 |
| ロースカツ玉子あん | 155g | 2027年7月25日 | 3分50秒 |
| ねぎ香るエビチリ | 149g | 2027年8月25日 | 3分40秒 |
| ハンバーグデミグラスソース | 145g | 2027年7月27日 | 4分00秒 |
| 鶏の唐揚げ | 141g | 2027年7月8日 | 3分40秒 |
| 白身魚フライ 自家製タルタル | 133g | 2027年7月31日 | 3分40秒 |
| 赤魚の煮付け | 130g | 2027年8月6日 | 3分40秒 |
| 豚の生姜焼き | 110g | 2027年7月10日 | 2分40秒 |
温める時間が、メニューごとに1分半も違います。
いちばん短い豚の生姜焼きが2分40秒、いちばん長いポトフが4分10秒。
同じ「3種のおかず」でも、水分の多いものほど長くかかります。
全部同じ時間で温めると失敗します。袋の表示を必ず見てください。
賞味期限は9か月以上先でした

ここが、私がいちばん安心した点です。
いちばん短いポトフでも2027年6月15日。
届いた日から数えて9か月以上あります。
長いものは11か月先でした。
冷蔵のお惣菜を届けるサービスだと、日持ちは3〜4日です。
一人暮らしで家族向けの量が届くと、食べきる前に期限が来ます。
その心配が、冷凍のものには構造的にありません。
週に1〜2日しか使わなくても、10食を1年近くかけて食べることができます。
「作れない日にだけ使う」という使い方ができるのは、この日持ちがあるからです。
一人暮らしの冷凍室に、10食は入るのか
頼む前にいちばん不安だったのが、これです。
以前、自分の冷凍室を実測したことがあります。
公称60Lと書かれていても、実際に詰められるのは4割ほどでした。
引き出しは四角い箱ではありませんし、袋も完全には平らにならないからです。
そこへ10食を追加して、まとめ買いの肉が入らなくなっては本末転倒です。

結論から言うと、下段の半分ほどだけで10食が収まり、まだ半分以上空いていました。
上段は使っていません。
理由は袋の形です。1袋あたり110〜172gで、厚みは2cmほど。平らな板のような形なので、重ねると隙間ができません。肉のパックのように塊で場所を取ることがないのです。
10食で使ったのは、下段の半分ほどです。
まとめ買いした鶏肉は下に入っています。
「冷凍庫がいっぱいになるから」を理由に諦める必要はありません。
▶ 一人暮らしの冷凍室、公称60Lでも実際は41Lです。まとめ買いが入らない理由を調理師FPが数字で確かめました
実際に食べてみました
選んだのは「ねぎ香るエビチリ」です。

袋の横に点線があって、そこをハサミで切ります。
フィルムをはがす必要はなく、袋のまま電子レンジに入れます。
洗いものは、食べるのに使った箸くらい。
食べ終わったトレーはそのまま捨てるだけです。
レンジでチンするだけで三種のおかずの出来上がり

500Wで3分40秒。
取り出すときに熱いので注意が必要なくらい、しっかり温まりました。
底が冷たいということも、副菜が凍ったままということもありません。
冷凍のおかずは加熱ムラが出やすいものです。
氷の状態では水の分子が動きにくく、先に溶けた部分だけが熱くなるからです。
ワタミのトレーはおかずが3つに仕切られていて、それぞれの層が薄いので、その差が出にくい作りになっていました。
味は薄くありません

宅配のおかずというと「健康的だけれど味が薄い」と思われがちです。
私もそう身構えていました。
薄いとは思いませんでした。むしろ、しっかり味がついています。
エビチリのソースは豆板醤の辛みがきちんと立っていて、副菜の切干大根とチンゲン菜のナムル、ブロッコリーとコーンと枝豆の和え物も、それぞれ味が違います。
調理師の目で見ると、副菜が2品とも冷凍に向く食材で組まれているのが上手いところです。
切干大根も枝豆も、凍らせて解凍しても食感がほとんど変わりません。
きゅうりや生のレタスのような、水っぽくなる食材は入っていませんでした。
考えて選ばれています。
量については、これ1つとごはんかパンがあれば十分でした。
中年以降の方や、ご高齢の方にはちょうどいい量だと思います。
たくさん食べる方には少し物足りない量かもしれません。
1食いくらか。自炊・コンビニ・外食と比べました
送料は食数に関係なく880円、だから10食セット一択
先に、いちばん見落とされやすいところを書きます。
送料は本州・四国・九州が880円、北海道1,210円、沖縄2,420円。
これが、何食頼んでも一律です。
つまり、1食あたりの送料はこうなります。
- 10食セット 送料880円 ÷ 10食 = 1食88円
- 5食セット 送料880円 ÷ 5食 = 1食176円
差は1食88円。
10食なら880円まるごと違います。
冷凍室に入るなら、10食セットを選ぶべきです。
「まず少しだけ試したい」と5食にすると、送料の分だけ割高な状態で判断することになります。
初回・定期・都度で、1食あたりはこう変わる
| 買い方(10食) | 商品代 | 送料 | 合計 | 1食 |
|---|---|---|---|---|
| お試し(初回1回限り) | 3,990円 | 880円 | 4,870円 | 487円 |
| 定期 | 4,645円 | 880円 | 5,525円 | 553円 |
| 都度購入 | 5,199円 | 880円 | 6,079円 | 608円 |
ワタミの宅食ダイレクトはおかずだけです。
ごはんは自分で用意します。
米5kgを4,000円として1杯およそ80円なので、それを足して他の選択肢と並べます。
| 夕食1食 | 金額 | 中身と手間 |
|---|---|---|
| 自炊(計算どおり) | 265円 | おかず3品+ごはん。買い物から洗いものまで1時間前後 |
| 自炊(使い切れない分を入れた実感) | 400〜500円 | 傷ませて捨てた分が乗ります |
| ワタミ 初回+ごはん | 567円 | 主菜1+副菜2+ごはん。レンジで3〜4分、洗いものなし |
| ワタミ 定期+ごはん | 633円 | 同上 |
| コンビニ弁当+サラダ | 700〜900円 | 買いに行く時間がかかります |
| 外食(定食屋) | 1,000〜1,300円 | 行き帰りの時間もかかります |
数字を並べると、分かりやすいですね。
自炊のほうが安いの当たり前として、比べる相手が変わると結論も変わります。
作れない日にコンビニへ寄るとすると、700〜900円が633円になります。
1回あたり100〜300円、週2回なら月に800〜2,400円の差です。
また、スーパーなどで惣菜を買ったとしても298円から398円、メインと副菜は別のものが多く、弁当を買うにしても、買いに行く時間がかかります。
しかし、ワタミの食宅なら野菜が3種類ついてきて、自宅まで宅配してくれます。
つまり、自炊の代わりに出来合いの料理を買いに行くことを考えると得をするということです。
▶ 一人暮らしの食費、自炊と外食と食材宅配、結局どれが一番安いのか調理師FPが計算しました
正直に、気になったところ
良かった点だけ書いても参考にならないので、引っかかったところも出します。
ごはんは自分で用意する必要がある
「宅配弁当」と書かれていることが多いのですが、届くのはおかずです。ごはんは入っていません。
面倒に感じるかもしれませんが、私はここを欠点だとは思いませんでした。
ごはんは炊いて冷凍しておけば、レンジで2分です。
1杯80円で、コンビニのパックごはんより安く、味も落ちません。
むしろ、ごはんの量を自分で決められるほうが助かります。
たんぱく質は1食14.3g、卵か納豆を足すと安心

エビチリ1食(149g)の栄養成分表示です。
| エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|---|
| 228kcal | 14.3g | 11.0g | 19.2g | 2.1g |
228kcalは、おかずとしては控えめです。ごはん150g(234kcal)を足して約460kcal。
1食としてはちょうどいいところに収まります。
気になったのは、たんぱく質14.3gのほうです。
食事摂取基準(2025年版)のたんぱく質の推奨量は、18〜64歳で男性1日65g・女性50g。
3食で割ると1食あたり男性22g・女性17gです。
14.3gは、そこに届きません。
一人暮らしの食事でいちばん不足しやすいのが、このたんぱく質です。
一人分だと肉や魚を焼くのが面倒で、麺類や丼もので済ませがちになるからです。
しかも年齢を重ねるほど筋肉は落ちやすくなり、食事摂取基準でも65歳以上はたんぱく質の目標量の下限が引き上げられています。
ただ、これは足せば解決します。
- ごはん150g +3.8g
- 卵1個 +6.2g
- 納豆1パック +7g前後
ごはんに卵か納豆を足すだけで、1食24〜28gまで届きます。
手間は1分もかかりません。
冷凍のおかずを使う日ほど、この一手間を入れておくと安心です。
食塩相当量は1食2.1g
食事摂取基準(2025年版)の目標量は、成人男性で1日7.5g未満、女性で6.5g未満です。
おかず1食で2.1gなので、3食すべてこれだと6.3g。
ここに味噌汁を1杯(1.2g前後)足すと、女性の目標量は超えます。
味がしっかりしていて食べやすい、ということの裏返しです。
週に1〜2回の使い方なら、気にするほどの量ではありません。
毎日3食を置き換える使い方をするなら、汁物を減らすなどの調整が要ります。
血圧で医師から指示を受けている方は、その指示を優先してください。
どう使うのが正解か
10食を実際に冷凍室に入れて、私が決めた使い方はこうです。
週に2日を「作らない日」と決めて、そこに充てる
10食あれば5週間もちます。
この使い方には、金額以外の効果があります。
作らない日が先に決まると、その2日分の食材を買わなくて済みます。
私が食材を余らせていた原因の半分は、作れなかった日の分まで買っていたことでした。
買う量が7日ぶんから5日ぶんに変わります。
つまり、ワタミを入れるとワタミ代がかかるかわりに、捨てる食材が減ります。
差し引きで見ると、思っているより負担は増えません。
忙しいと分かっている時期に頼んでおく
繁忙期がある仕事はその時期を見計らって頼んでおけば、買い物に行く時間や調理時間を他の作業に回すことができます。
▶ 一人暮らしで食材を使い切れない原因は、買いすぎではなく「使う順番」でした
逆に、次のような使い方は勧めません。
- 毎日3食すべての置き換え ― 自炊より高くつきますし、塩分も積み上がります
- 5食セットで様子を見る ― 送料が1食176円になり、割高な状態で判断することになります
- 冷凍室が埋まっている状態で頼む ― 3割は空けてから頼んでください
まとめ 「作れない日」の値段を、先に決めておく
- 初回は10食4,870円(送料880円込み)で、1食487円。2回目からは定期553円・都度608円
- 賞味期限は9〜11か月先。週1〜2回の使い方でも余りません
- 一人暮らし用の冷凍室でも、下段だけで10食入りました
- 表示どおりに温めれば熱いくらい。時間はメニューごとに1分半の差があります
- 味は薄くありません。量は中年以降の方にちょうどいいくらい
- おかずのみ。たんぱく質は卵か納豆を足すと届きます
- 自炊の代わりではなく、コンビニの代わりに置くと得をします
一人暮らしの食費が読めなくなるのは、たいてい「作れなかった日」です。
その日の値段があらかじめ決まっていれば、月の食費は計算できます。
冷凍室に何食か置いておくというのは、家計に予備を持っておくことと同じです。
初回の10食は1食487円で、1回だけ試せます。
冷凍室に3割の空きがあるなら、まず1セット置いてみて、自分の生活で何日ぶんの保険になるかを確かめるのが確実だと思います。
「いつでも三菜」10食セットは、初回だけ1食487円(送料880円込み)で試せます。賞味期限は9か月以上あるので、週1〜2回の使い方でも余りません。冷凍室に3割の空きがあるかだけ、先に確認してから頼んでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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