✔トマトのわき芽は全て取ればいいんじゃないの?
✔トマトの樹の芯が無くなった時はどうしたらいい?
✔トマトの樹が弱っている気がするけど、どうしたらいい?
どうしてトマトのわき芽を取るの?
そもそも何故トマトのわき芽を取らないといけないのか?
結論、トマトが大きくならないからです。
詳しいわき芽の取りの理由、取り方は下のボタンから見ることが出来ます。
矢印の茎と葉の間から伸びているのがわき芽です。
普段はこのわき芽を取って行けばOKですが、このわき芽を取らない時もあります。
わき芽を取らずに残す時はいつ?
わき芽を取らずに残す時は、トマトの樹の芯になるところが無い時です(ー_ー)!!
トマトは大体、葉を3枚挟んで花が咲きます。
ですが、花が咲いた後にまた花が咲いたりする時があります。
その時は次の葉や花になるはずの樹の芯がありません。
その時はわき芽を残しておき、次の芯にします。
写真のトマトは花が2回続き、芯が止まってしまっているので、わき芽を伸ばしました。
こちらは「めがね」と言われる状態の樹です。
茎の中心が割れ、穴が開いています。
この状態は肥料が強すぎたり、逆に肥料が少ない時になる症状。
写真の樹はめがねの症状の上に茎がちゃんと伸びてますが、穴が開いて茎が折れてしまったりするのでこの時もわき芽を取らず、伸ばしておきます。
こちらの樹は本来芯として伸びる所は赤い矢印のところなんですが、定植後に気温が高く、萎れてしまいました。
その萎れた芯は焼けてしまい、もう元には戻らない状態です。
なので、そこを手で取り、代わりにわき芽を伸ばしました。
これを、「主技更新」と言います。
白い矢印が伸ばしたわき芽です。
ちゃんと芯の役割をしてくれています。
わき芽の葉を一枚だけ残す時
今まではわき芽を全て残す様子を紹介しましたが、次は葉を一枚だけ残す方法です。
この方法はトマトの樹が細く、元気が無い時に使います。
写真の奥の樹は芯として残す樹、その手前の樹、矢印の樹がわき芽です。
このトマトの樹は他のトマトの樹より、茎が細く、元気が無い弱っている樹だと判断しました。
そんな時は、このわき芽の一番初めの葉だけを残します。
赤矢印の葉ですね。
なので、白矢印の所、一枚目の葉の上は摘み取ります。
葉を一枚残し、上の部分を摘み取りました。
こうすると、葉が一枚残り、光合成をする葉の数が増えるので、樹勢を回復させることが出来ます。
まとめ
どうしてトマトのわき芽を取るの?
⇒わき芽を取ると、わき芽に行く栄養分がトマトの玉へと流れ、トマトが大きくなる。
わき芽を取らずに残す時はいつ?
⇒芯止まり、茎が「めがね」状態の時、芯を更新したい時。
わき芽の葉を一枚だけ残す時
⇒トマトの樹が弱っている時。
葉を一枚残すことで光合成をする為の面積を増やす。
今回は「わき芽を取らずに残す時」について書いて見ました。
どんどん伸びて来て、かき取るのが大変なわき芽ですが、そのわき芽が必要な時もあるんですね(*‘∀‘)
最後まで読んでくださりありがとうございます。
トマトに関する農作業については下のリンクから見ることが出来ます。
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