✔そもそもどうして日本のトマトは火を通すと水分がたくさん出るの?
✔家庭菜園で作った生食用のトマトで水っぽくないトマトソースを作りたい
✔具体的にどう調理したらいいの?
解決策は?
まず最初に解決策を述べたいと思います。
それは、トマトを果肉と水分に分けることです。
なぜ日本のトマトは火を通すと水分がたくさんでるの?
日本のトマトはイタリアの加工用トマトと違い、生食で食べることを前提に品種改良されています。
生食用のトマト品種としては、タキイ種苗さんの「桃太郎」もしくはサカタ種苗さんの「麗夏」などが有名でしょうか。
これらは水分量が多く、ソースなどの加工用には向きません😥
日本のトマト 生食用トマトでも出来るトマトソースの作り方
ですが、トマトを作っている身としてはこの生食用でもトマトソースを作りたい!!
ということで、今回は色々試した結果たどり着いた方法を書いて見ようと思います。
1.トマトのへた、傷んだところをカットする
材料は、トマト15個から25個
ニンニク 1欠け
セロリ 適量
ローズマリー 適量
調味料は、塩、コショウ、コンソメなど、好きな調味料で味付けしてください。
トマトだけでも作れます😊
自分は「尻腐れ病」と言われる、トマトの下の方が黒く傷んでくる整理障害のトマトをよくソースの材料にします。
カルシウム不足や水不足が原因でなるのですが、このトマトの方が味は甘いそうです🤔
2.切ったヘタの方を下にして鍋に敷き詰める
切ったヘタの方を下にして鍋に敷き詰めていきます。
この時使う鍋は「圧力鍋」がお勧め!
煮る時に焦げにくいです。
また、二段目、三段目と重ねる時に、重曹を中さじ1~2杯を入れると、酸味が中和されます。
そして、火の入りも早くなり、煮る時間も短くなります。
この時に、セロリ、ニンニク、ローズマリー等もお好みで入れて下さい。
3.トマトが柔らかくなるまで煮る
トマトはけっして触らず、弱火で煮ます。
30分~1時間以上はかかると思います。
すると、果肉と水分に分かれます。
果肉と水分を分け、皮を剥く
皮が剥がれて来て、果肉が柔らかくなったら、煮終わりです。
荒熱が取れたら、出てきた水分をボールへ移します。
水分を取り除いたら、皮を剥きます。
手で簡単に取れると思います。
皮を剥き終わりました。
この時点で水分がかなり少ないことが分かると思います。
取り除いた水分は「トマト出汁」として、素麺の汁や煮物の出汁、みそ汁やスープに使うととても美味しく、重宝します。
ペットボトルなどに入れ、冷蔵庫に保存し、早めに使ってください。
袋や瓶に入れ保存する
水分が少なくなったトマトを袋に入れて保存する場合は、冷凍庫で。
瓶に入れて保存する場合は、瓶に詰めた後、煮沸消毒をしてください。
ピザソースやパスタソース、カレーやハヤシライスなどに使うのがおススメ😋
トマトソースを使ったハヤシライス!
今回はハヤシライスを紹介して見ようと思います。
野菜を切って、肉と炒める
野菜はタマネギとニンニクを使いました。
他には人参やキノコ類を入れても美味しいです。
ニンニクはみじん切り、タマネギはくし切りに。
バターやオリーブオイルを入れ、その後にニンニクを入れ、香りがするまで炒めます。
香りがしてきたら、牛肉を入れて炒めます。
肉の臭みを取る為に赤ワインを入れて軽く炒めました。
次に、玉ねぎを入れて透き通るまで炒めます。
トマト出汁とトマトソースを加え煮込む
キノコ類や野菜が多い時は水分が出てくるので、トマト出汁を入れる必要はないのですが、水分が少ないと思う時はトマト出汁を加えてください。
大体、野菜がひたひたに被るくらい水があればOKです🙆
水分を調整したら、トマトソースを加えます。
この時に味見をして、酸っぱ過ぎると思ったら、少し重曹を加えて味を調えてください。
入れ過ぎると苦くなるので、少しづつ入れてくださいね。
トマトソースを入れる目安はスープにとろみが少し付く程度です。
ハヤシライスのルーを入れるので少しとろみが少なくても大丈夫です。
ハヤシライスのルーを入れて完成!!
後はハヤシライスのルーを入れて完成です!!
トマトの味がぎゅっと詰まった美味しいハヤシライスができました😊
まとめ
- 解決策は?
→果肉と水分を分けること - なぜ日本のトマトは火を通すと水分がたくさんでるの?
→生食用のトマトだから - 日本のトマト 生食用トマトでも出来るトマトソースの作り方
- 1.トマトのへた、傷んだところをカットする
- 2.切ったヘタの方を下にして鍋に敷き詰める
- 3.トマトが柔らかくなるまで煮る
- 果肉と水分を分け、皮を剥く
- 袋や瓶に入れ保存する
- トマトソースを使ったハヤシライス!
- 野菜を切って、肉と炒める
- トマト出汁とトマトソースを加え煮込む
- ハヤシライスのルーを入れて完成!!
今回は「知って欲しい!! 生食用トマトからでも出来る水っぽくないトマトソース」と題しまして、なるべく水分が少なく、トマトソースを作る為の方法を紹介してみました。
沢山トマトが収穫できた時はぜひ作ってみて下さい。
最後まで読んで下さりありがとうござます<(_ _)>
また、次のブログでお会いしましょう(^O^)/
ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
コメント