美味しいスイカとメロンを育てるために　摘心の仕方を紹介

摘心とはツルや茎の先の芽を摘むことを言います。

先の芽を摘むことで、茎と葉の付け根から芽を出し、その芽を利用することが出来るようになります。

茎と葉の付け根のことを脇芽というのですが、この脇芽を伸ばすことで、1本のツルではなく、2～3本伸ばし収穫する量を増やすことが出来るのです。　

それでは、このスイカの摘心をしてみようと思います。

1番伸びているツルを親ヅルと言います。

目安としてこの親ヅルの葉5～6枚目の先にある芽を摘みましょう。

写真は葉が多く残り過ぎですね。

もう少し前で芽を摘んでも大丈夫です。

芽を摘むときは、ハサミなどは使わず、綺麗な手袋をして手でポキッと折るように取りましょう。

ハサミなどで切ると細胞がつぶれて取れるので、その傷から病気になりやすくなるので注意です。

摘心してしばらくすると、脇芽が伸びてくるので、勢いのあるツルを3本残します。

矢印の先が勢いのある脇芽です。

他の脇芽と比べて茎が太く、大きいですよね。

残す脇芽を決めたら、他の小さな脇芽は取りましょう。

次はメロンの摘心をします。

丸い印があるツルが1番伸びている親ヅルになります。

矢印の先は脇芽。

メロンも5～6枚目の葉の先を摘み取りましょう。

矢印の先が摘み取った痕です。

脇芽は3～4本伸ばしていきます。

丸のついている脇芽は伸ばすために残すもの。

矢印の脇芽は摘み取ってしまうものです。

勢いの違いが分るでしょうか？

スイカと同じで、勢いのあるものはツルが太く伸びていますね。

摘心した親ヅルです。

摘心が終わりました。

上から見るとこんな感じ。

今回は矢印の先にある脇芽4本を残し、伸ばすことにしました。

スイカ、メロン共に伸ばした脇芽に玉を付けます。

玉は1本のツルに2つずつ付けるようにしましょう。

脇芽は葉っぱが10枚目になったらその先の芽を摘心して、育てていきます。

玉が付いたらその先のツルは葉を1枚残して摘心します。

また、その様子もブログに書いていこうと思います。