✔トラクターのバケットはどうやって外したらいい?
✔どういう手順でバケットを外すの?
✔ドッキングピンが緩まないけどコツはある?
はじめに
トラクターのバケットはどうやって外したらいい?
今回は自分が初めてトラクターのバケットを外す時に、手間取りに手間取った経験を元に、説明書には載ってない自分なりのコツを書いて見ようと思います。
なぜ、バケットを外す方を先に書くのかというと、購入したお店で装着した状態にしてくれていることがほとんどだからです。
トラクターを地面が水平な場所に移動する
まずは、トラクターを地面が水平な場所へ移動させます。
水平だと思っても畑などで作業を行うと、タイヤが沈んで斜めになり、後述するドッキング部分などが、装着時に合わなくなりました。
なので、コンクリートなどの水平な地面で必ず作業を行って下さい。
自分は倉庫で作業を行います。
赤い印までアームの高さを合わせる
ブレーキを掛け、シフトレバーをニュートラルに。
前進後退レバーもニュートラルに合わせておきます。
次にエンジンを始動させます。
そのあと操作レバーを「上昇」または「下降」へ動かし、アームの赤い部分を赤い印に来るよう操作します。
アームとトラクターを繋いでいるドッキングピンを抜く
操作レバーを「ダンプ」方向に倒して、バケットを動かし、
バケットの先が地面に着き、少しアーム自身を押し上げる形になります。
この時に左右のドッキングピンが軽く回ることを確認してください。
どのくらい回るかというのを写真では伝えるのが難しいので動画にしてみました。
動画くらい軽く回ればいいのですが、まず固くて回らないと思います。
その時は、操作レバーを少しずつフロートの方へ上げてみてください。
ドッキングピンが緩くなってくると思います。
様子を見ながら少しずつやってください。
特に操作レバーがある右側は運転席からは確認しにくいので、慣れないうちは二人で作業をすることをおススメします。
軽く回る様になったので、エンジンを切り、ドッキングピンを抜きました。
写真は1つですが、左右にあるので、2本抜いてください。
アームとバケットを支える補助アームの設置
次はバケットを支える為の小さいアームを取り出します。
バケットを動かすためのアームと区別するために、ここでは勝手に「補助アーム」と呼ばせていただきます。
補助アームを手で支え、赤い矢印の所にピンで留めてあるので、ピンを外し取り出します。
青い矢印が外したピンです。
先ほどのピンで、取り出した補助アームを固定します。
これで、補助アームを取り出しが完了しました。
補助アームを取り出したことで、アームとバケットを取り外すことが出来るようになります。
アームとバケットを離脱する
補助アームを出し、ドッキングピンを抜いた後の運転席から見た写真です。
ここで、エンジンを再び掛けます。
操作レバーを「スクイ」の方へ倒し、ドッキング部分を離します。
フレームから2~3cm浮いたら操作完了の目安ですが、個人的には矢印を見てわかる様に、15cm近く離します。
その方が、装着時に楽くになります。
終わったら、エンジンを切ります。
油圧カプラを切り離す
次は油圧カプラを切り離します。
青い丸い場所ですね。
操作レバー近くのノブボルトをクローズ方向に回し、留めます。
まずは、下側2本を外します。
オス側に赤い蓋を被せておきます。
次に上側の油圧カプラを取り外します。
取り外した上側の油圧カプラのオス側を下のメス側に差し込みます。
差し込むと写真のようになり、バケットの切り離し完了です(;^ω^)
作業工程、結構多くて大変(;゚Д゚)
トラクターを移動させました。
アームとバケットちゃんと切り離されてますね。
よかったです(*^▽^*)
先ほども述べましたが、慣れない間は2人で作業した方がスムーズだと思います。
まとめ
トラクターを地面が水平な場所に移動する
⇒水平だと思っても畑などで作業を行うと、タイヤが沈んで斜めになり、後述するドッキング部分などが、装着時に合わなく
なってしまう。
赤い印までアームの高さを合わせる
⇒ブレーキを掛け、レバー類がニュートラルになっていることを確認したら、エンジンを掛け、操作レバーを「上昇」または
「下降」へ動かし赤い印まで合わせる。
アームとトラクターを繋いでいる「ドッキングピン」を抜く
⇒操作レバーをダンプにしてドッキングピンが軽く回るのを確認したら、ピンを抜く。
ピンが回らない時は操作レバーをフロートにして動かしてみる。
アームとバケットを支える補助アームの設置
⇒補助アームを取り出し設置する。
アームとバケットを離脱する
⇒エンジンを掛け、操作レバーをスクイにし、フレームから離す。
油圧カプラを切り離す
⇒油圧カプラを取り外し、トラクター側のカプラは繋ぎ直す。
今回は「トラクターのバケットを切り離す手順」を紹介しました。
始めのうちは直ぐにできずにイライラしてしまうかもしれませんが、慣れればスムーズにできるようになるはずです。
とにかく、初めは一人でやらないように、二人以上で確認し合いながら行って下さい。
最後まで読んでくださりありがとうございます(^O^)
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