✔高冷地野菜の基準はあるの?
✔高冷地野菜はなぜ美味しいの?
✔岐阜県飛騨地方の特産の野菜は何?
岐阜県飛騨地方の特徴
岐阜県は日本のほぼ真ん中。
海の無い内陸県です。
南側が美濃地方、北側を飛騨地方と呼び、美濃は木曽川での鵜飼いや、濃尾平野が広がり、農業は温暖な平地で行うことが出来ます。
北部の飛騨地方は温暖な美濃地方とは違い、標高が高いため寒冷で、冬は豪雪地帯として知られています。
世界遺産の白川郷や古い町並みが残る飛騨高山などが観光地として有名ですね。
農業では夏に標高の高さを生かした冷涼な地域で作る、高冷地野菜が有名です。
高冷地の基準はどのようになっているのでしょうか?
高冷な山地で営まれる農業。一般に標高 500m以上とされているが,緯度や地形によっても異なり,高さによる明確な規定はない。平地の温地農業とは異なった作物に特色があり,特有の作物としてはジャガイモ,キャベツ,ハクサイ,ダイコン,ニンジン,牧草類,青刈飼料作物類などである。地形は山間,谷間,丘陵,裾野などの傾斜地が多い
高冷地農業(こうれいちのうぎょう)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)
上記のサイトを参考にさせてもらいました。
自分の地域は標高600mくらいなので高冷地となりますね。
高冷地野菜はなぜ美味しいのか?
高冷地野菜というと美味しいというイメージないでしょうか?
美味しいイメージはなくても、他の野菜よりお高い気がしませんか?
スーパーの広告にも「高冷地野菜」は販促のキャッチフレーズとしてつかわれますよね。
ではなぜ高冷地野菜は美味しいのか?
それは、ズバリ!昼夜の寒暖差!!
そのお陰でエネルギーをため込むことができるからです。
植物は光合成をすることでエネルギーを作り、そのエネルギーは夜になると呼吸により消費されます。
この呼吸のエネルギーは気温が高いと多く消費されるのですが、飛騨地方のような高冷地では夜の気温が低くいためエネルギーの消費は少なく済みます。
この使われなかったエネルギーは植物に溜められることで、その分美味しい野菜になるのです。
因みに高冷地野菜は上記の理由で美味しいという理由のため価格に反映されていると嬉しいのですが、平地が少ないため大量に生産出来ないことも価格に関わっています。
飛騨高山に来たらこの野菜を買え!!飛騨地方のおススメの野菜
それではここからは飛騨地方の高冷地野菜のおススメを紹介していきます。
飛騨の夏の野菜と言えば「飛騨トマト」。
大玉のトマトは真夏の太陽の光をいっぱい浴びて、夜は涼しくじっくりとエネルギーを蓄えて、美味しくないわけがない!!
そのまま、冷やして切らずにかぶりついて欲しいです。
2つ目は「スナップエンドウ」。
地域によっては「スナックエンドウ」と言います。
莢ごと食べられるエンドウで、茹でてマヨネーズを付けて食べるだけで、その美味しさにびっくりしますΣ(゚Д゚)
先におススメに出したトマトとは前後しますが、6月頃から収穫が始まり、7月初めまで収穫します。
スナップエンドウは25℃を越え始めると花が出来なくなるので、飛騨地方の高冷地を利用して初夏なのに収穫できる貴重な野菜です。
スナップエンドウについてもっと知りたい方は下のボタンから内容が見れます。
飛騨地方はお米も有名です。
山地なので、水も汚れずとても綺麗なまま農業用水として利用出来ます。
稲作にとっては水が不可欠なので、綺麗な水で作られるお米は「飛騨のコシヒカリ」としてブランド米として販売されています。
水とお米が美味しいので、飛騨地方では美味しい酒も沢山あります。
飛騨の特産と言えば「エゴマ」。
飛騨地方では「あぶらえ」と言います。
このエゴマにはα₋リノレイン酸が多く含まれていて昨今注目を集めていましたね。
飛騨では五平餅のタレとして使ったり、絞って油として使ったり、和え物に利用したりします。
Amazonにてエゴマの販売がありました。
興味のある方は画像から詳細が見られます。
飛騨地方のおはぎは小豆とエゴマで作ります。
県外でおはぎを食べて黒ゴマだったことには少し驚きました。
飛騨地方に来た時はぜひ、エゴマを使った料理食べて見てください。
最後の紹介です。
この野菜…ではなく、この生き物知っていますか?
飛騨と言えば「カモシカ」も有名。
天然記念物なんですが、畑を荒らす害獣にもなっています。
家の畑で野菜を食べている所なんです(;一_一)
可愛いけれど、野菜を食べるのはほどほどにお願いします(/_;)
まとめ
- 岐阜県飛騨地方の特徴
→標高が高いため寒冷で、冬は豪雪地帯 - 高冷地野菜はなぜ美味しいのか?
→それは、ズバリ!昼夜の寒暖差!! - 飛騨高山に来たらこの野菜を買え!!飛騨地方のおススメの野菜
→トマト、スナップエンドウ、コシヒカリ、エゴマ、カモシカ?
今回は「飛騨高山に来たらこの野菜を買え!! 飛騨高山の高冷地野菜たち」と題しまして、飛騨の特徴や野菜の美味しさと紹介をしてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
飛騨高山に観光の際には美味しい高冷地野菜もぜひ食べて行ってください。
それではまた、次のブログでお会いしましょう(^O^)/
ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
高冷地農業(こうれいちのうぎょう)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)
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