ミニトマトってかわいくて、食べても甘酸っぱくて美味しいし、お弁当の彩にもなる便利な野菜の一つですよね。
そんな美味しくてかわいいミニトマト、家の庭で育てて見たくはありませんか?
ミニトマトは野菜の中でも育てる難易度は低めで育てやすい野菜です。
前回はプランターへの植え付けの解説をしましたが、今回は庭がある方用の地植えのやり方を解説します。
プランターへミニトマトを植えたい方、はこちらのボタンからどうぞ
育てる難易度が低いっていっても、どうやって植えたらいいの?
という疑問にミニトマトを実際に販売しているとまきち(とまきち@トマト農家/菜園ブログ(@tomakichityonan))がミニトマトの植え付け方を丁寧に紹介します。
✔ミニトマトの苗を買ってきたけど、畑にはどうやって植えたらいいの?
✔苗を買いに行ったら、接ぎ木と自根って書いてあったけどどっちを買えばいいの?
✔植えるだけでいいの?支柱の立て方も実際に見てみたい!
この記事では家庭菜園歴は20年以上、農家歴10年以上、調理師資格持ちの「とまきち」が実際に植え付けた写真を紹介しながら、その手順や注意点を解説します。
<プロフィール>
トマト農家になって約10年以上 トマト以外にも色々な野菜を栽培中。
調理師資格保有者。
2015年 飛騨統一圃場審査にて岐阜県園芸特産振興会長賞受賞(最優秀賞)。
2023年 野菜加工事業を開始(野菜加工 とまきち)
冬期期間、焼き芋、干し芋を販売。
ネットショップBASEにて野菜の販売開始 八百屋 とまきち (ytomakichi.base.shop)
当サイトでは農業で躓いたこと、野菜の育て方や、保存の仕方、調理法などの悩みをどう解決してきたかを書いています。
2024年5月31日時点
ミニトマトを植えるための畑の準備
ミニトマトを畑に植える前に、土作りをする必要があります。
土作りについて基本的なことを記事にしているので参考にして土作りをしてみてください。
下のボタンから記事を見ることができます。
たい肥、土壌改良剤、基肥をまいて準備が完了したらミニトマトを植えましょう。
基本的には1カ月前から準備を始めますが、「土作りが必要なんて知らなかった💦」、「もう苗を買ってしまって、とりあえず今年はすぐに植えたい!」という方は、基肥をまき、畑を耕します。
来年ミニトマトを育てる時はしっかりと土作りから始めましょう。
肥料をまいて畝を立てよう
肥料まきから畝立てまでの作業手順は下のボタンの記事を参考に行ってみてください。
内容はハウスでの畝立てになっているので、お庭が小さい場合は肥料をまいてから手で耕し畝を立ててください。
広めのお庭の場合で家庭用の耕運機をお持ちの方はそちらを使いましょう。
肥料は野菜肥料ごとにまく量が違うので、肥料袋などに書いてある量を参考にまきます。
畝は高畝にして、60㎝幅にします。
マルチを敷いて、植穴をあけよう
畝を立てたらマルチを敷きましょう。
マルチを敷くことで雑草が生えなくなり、白マルチにすることで夏の地温上昇を抑え、根からの病気にもかかりにくくなります。
植穴は40㎝間隔であけましょう。
植穴に殺虫剤を入れよう
穴を掘ったら殺虫剤を入れましょう。
この殺虫剤は植穴処理用です。
他の殺虫剤でもいいですが、ミニトマトに登録のある物を使用するようにしてください。
アブラムシなどが付いてから殺虫剤をかけても遅い場合はほとんどです。
この時に使っておくことをおすすめします。
同じものを使用したい方はAmazon、楽天市場のボタンから購入できるので参考にしてください。
植穴に薬を入れ、
ジョウロやホースで水が植穴いっぱいになるまで入れ、水が引いたらいよいよミニトマトを植え付けます。
ミニトマト苗の準備をしよう
今回は、自分が育てたミニトマトを植えますが、ホームセンターなどで購入する時に、どんな苗を購入したらいいか分からない方は、トマト苗について解説している記事があるので、参考にしてみてください。
ミニトマトも大玉トマトの苗を選ぶ時と考え方は同じです。
苗は出来るだけ、接ぎ木苗を選ぶようにしましょう。
写真の苗は接ぎ木苗です。
特に前回ナス科の野菜を植えた時などは必ず接ぎ木苗にしましょう。
病気に強い根になっており、病気の心配が自根苗より少なくて済みますよ。
接ぎ木苗ってどういう苗?
という方は、下の記事を見てみてください。
植える作業に入る前に、購入した苗にたっぷりと水を与えておきましょう。
ミニトマトを植えて支柱を立てよう
植穴の水が引いたら、ポットからミニトマトの苗を出し、穴に入れ苗を植えます。
この時に、花を収穫したい方向に向けて植えましょう。
花は同じ向きに咲くので収穫しやすくなります。
植え終わったら、横に支柱を立てます。
支柱は180㎝の物を使いました。
ミニトマトが倒れないように支柱に縛ります。
ビニールひもで支柱を縛ろう
複数植えた場合は支柱をビニールひもで縛ります。
ハウス内に植えた方はハウスの鉄の支柱にもいくつか縛り、支柱が倒れないようにしましょう。
路地に植えた場合は支柱が倒れないように、アーチ支柱やクリップなどを利用します。
支柱には20㎝間隔で4本ほどビニールひもで縛っておくとミニトマトを斜めに誘引できるので、長くミニトマトを収穫することができます。
管理の仕方を簡単に説明
植え付けお疲れさまでした。
育っていくと写真のようなミニトマトを収穫することが出来ますよ。
簡単にこれからの管理方法を説明します。
成長し伸びてきたら、ビニールひもに沿わせてミニトマトを縛りましょう。
肥料は2週間に一回を目安に液肥を与えます。
与える量は液肥に書いてある量を参考にしてください。
成長すると茎と葉の付け根から「脇芽」が出てくるので随時かきとるようにします。
詳しい管理方法についてはまた、紹介しようと思います。
芽の書きとり方を知りたい方は下のボタンから記事を見てください。
ミニトマトは色んな種類があるので、上手く育てられるようになったら、色んな色のミニトマトを楽しんでみてください。
自分が実際に育てて見たミニトマトを見てみたい方は下のボタンからどうぞ。
今回のまとめ
ミニトマトを植えるための畑の準備
⇒「土作りの基本とコツ」の記事を参考に土作りをする。
肥料をまいて畝を立てよう
⇒記事を参考に肥料をまき、畝を立てる。
マルチを敷いて、植穴をあけよう
⇒白マルチがおすすめ。
40㎝間隔で植穴をあける。
植穴に殺虫剤を入れよう
⇒植穴に殺虫剤を入れ、水を植穴いっぱいに入れる。
ミニトマト苗の準備をしよう
⇒苗は接ぎ木苗にする。
植える前に水をたっぷり与える。
ミニトマトを植えて支柱を立てよう
⇒花を収穫したい方向に向けて植える。
植え終わったら支柱を立て、ミニトマトが倒れないように支柱に縛る。
ビニールひもで支柱を縛ろう
⇒ビニールひもで支柱同士を縛る。
路地の場合はアーチ支柱やクリップを利用して支柱が倒れないようにする。
管理の仕方を簡単に説明
⇒成長し伸びてきたら、ビニールひもに沿わせてミニトマトを縛る。
肥料は2週間に一回を目安に液肥を与える。
与える量は液肥に書いてある量を参考にする。
成長すると茎と葉の付け根から「脇芽」が出てくるので随時かきとる。
今回は「庭でのミニトマトの植え付け方」を紹介しました。
お家で栽培できる野菜なので、ぜひ挑戦してみて下さい。
これからも、楽しい家庭菜園ライフが送れる内容を紹介していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
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