✔スナップエンドウやトマトを育てている農家はどんなホースを使っているの?
✔ホースをどうやって設置しているの?
✔設置するための手順を知りたい!
使うホースは「MISTACE-20 サイテキ04L-03」
まず、ホース元の準備。
使うホースは「MISTACE-20 サイテキ04L-03」です。
使い始めて5、6年経っているので汚くなっていますが現役選手です。
ちなみに文字が書いてある方を上に。文字が書いてある面から水が出ます。
このホースは水が散水するようになっていて、よく見るととても小さな穴が開いていました。
ホースを設置する前に、塩ビ管のゴミを出す
ホースを伸ばし長さを確認し、その後ポンプで水を流し、塩ビ管の中に入ってしまっている土やゴミを出します。
水が見えるでしょうか?
勢いの強さが伝わるか分かりませんが、結構強くてそのままだと畝に直撃して壊れてしまいます。
ですが肥料袋などを置いておくと防ぐことができます。
ホースを塩ビ管に繋ぐ
ホースの中を洗う為にスポンジを入れる
次に水の入ったバケツを用意して、ホースの先など汚れている部分を洗い、ホースの先にスポンジを入れます。
このバケツが重要!ホースや金具が準備をしているときにかなり土で汚れてしまうので、洗いながら作業を行います。
スポンジはホースより大きめでも大丈夫。
このスポンジによってホースの中を洗浄し、水がでる穴の詰まりの原因の土やゴミを取り除きます。
金具を取り付ける
次に金具。
この金具は塩ビ管とホースを繋ぐジョイントを止める為の物です。
フィルターを入れる
3つ目に取り付けるのはフィルター。
ポンプ横に大きめのフィルターが設置してあるのですが、そのフィルターを通り抜けてしまった砂などをこのホース元のフィルターで止めることで、目詰まりを防ぐことが出来ます。
塩ビ管に繋ぐジョイントをフィルターを入れたホースに入れ、金具で固定する
4つ目にジョイント。
ジョイントを差し込み、金具で固定し、完了となります。
塩ビ管にジョイントを繋ぐ
あとはジョイントを塩ビ管に差し込んで、ホース元の準備は終わり。
ポンプから水を流し、スポンジを送り出し、ホース先を止め具で固定する
ポンプから水を流し、水の勢いで中のスポンジを流しながら水を出します。
出し終わったらホースの先を専用の止め具で固定します。
ホースを折り曲げて留めるタイプです。
水がホースからちゃんと出ているか確認する
そして、ホースからちゃんと水が出ているかを確認します。
細い糸のようなのが水です。ちゃんと出ているようで安心しました。
点滴タイプのホースについて
今のホースは散水タイプですが、点滴タイプのホースもあります。
ホースの名前は「恵水」。
点滴タイプのホースも基本的な準備は同じですが、目詰まりしにくいのでスポンジを通す必要はありません。
また、フィルターも不要。
ですが、散水しないので畝を挟み込む必要があります。
なので、塩ビ管はひと畝に二つ必要になります。
画像はだき畝(二畝分が一緒になった畝)なので、ホースは4本。
塩ビ管も4か所必要になっています。
ホースが違うので器具も異なります。
ジョイントはねじ込み式になっています。
また、赤い所をじることで水を止めることができます。
なので、ホースごとに水を出したり止めたり出来ますね。
水を流しゴミを取り除いたら先を専用の止め具で留めます。
青いのが止め具。
水が出るとこんな感じになります。
散水ホースは遠くにも水が飛びますが、点滴ホースはホースの直ぐ下に水が出ます。
水が飛び散らないので、マルチなどをしなくても水をかけることが出来ますし、ピンポイントで確実に水を上げることができます。
家の圃場では乾燥しやすいところは潅水ホース、乾燥しにくい所は点滴ホースというように使い分けています。
まとめ
使うホースは「MISTACE-20 サイテキ04L-03」
⇒散水型のホース。
文字が書いてある面から水が出る。
ホースを設置する前に、塩ビ管のゴミを出す
⇒水を通して塩ビ管の中を掃除する。
肥料袋などを当てておくと畝を壊さずに済む。
点滴タイプのホースについて
⇒散水しない、点滴のように垂れるタイプのホース。
圃場の水はけ状態によって使い分けている。
今回は「潅水ホースの取り付け作業」について書いて見ました。
意外と手順が多くて道具や器具を忘れたりして、手間のかかる作業ですが、ホースが準備出来れば手での潅水から解放されますね。
最後まで読んで下さりありがとうございます😊
それでは次のブログでお会いしましょう👋
ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
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