✔トマトの二本仕立てって何?
✔どうして二本仕立てにすると効率的なの?
✔二本仕立てにする時の注意点は?
トマトの二本仕立てって何?
トマトを育てる場合、通常は1ポットに1本のトマトですが、1ポットのトマトを2本にすることが出来ます。
こうして、1本のトマトを2本に育てることを二本仕立てと言います。
写真を見てもらうと分かるのですが、1本の茎から2本の茎が出ているのが分かると思います。
二本仕立てにするとどうして効率的なの?
では、どうしてトマトを二本に仕立てるかと言うと、1ポットで2本分の役割ができるので、種の数や苗の数が半分、お金や定植時の労力も単純に考えて半分にできます。
なので、仕事面でも金銭的に見ても効率的と言えますね。
ではどうやって二本仕立てにしていくのか、仕立てる為には少し手順があるので、その部分を詳しく書いて見ます。
二本仕立てのやり方
トマトの芽を取る(摘芯)
5月24日、本葉が3枚になった時に、4枚目になる芯のところを取ってしまいます。
摘芯(てきしん)と言います。
写真は摘芯した後の写真です。
こちらのトマトは本葉が5、6枚出てしまっていますが、このトマトの方が見やすいと思います。
矢印の部分を摘芯します。
本葉3枚を残して、取りました。
ちょっと芯が無くなって怖いですが大丈夫です(;^ω^)
わき芽を伸ばす
摘芯した後の様子を見て見ましょう。
5月29日の様子です。
摘芯してから5日後ですね。
本葉の付け根から新しい芽が出てきました。
この芽は、わき芽、わき枝と言われます。
このわき芽、一本仕立ての時は栄養が分散してしまうので摘み取ってしまいますが、二本仕立ての時はこのわき芽を取らずに伸ばしていきます。
わき芽が伸びてきましたね。
6月11日のトマトです。
摘芯してから17日くらい経ちました。
伸びたわき芽を2本にする
次はこの伸びてきた、わき芽を2本残す作業をします。
まず、子葉から出ているわき芽を取ります。
右側左側二つ、取りました。
次に残す二本の芯を決めます。
なるべく同じくらいの大きさ、長さ、太さのものを選ぶようにしています。
このトマトでは矢印の2つに決めました。
決めた二つのわき芽の上の芽はいらないので、取ってしまします。
取りまして、完了です(^O^)/
これで二本仕立てになりました。
わき芽を取ると、取った所が傷になあるので、この作業はなるべく晴天時に行い、なるべく早く傷口が乾くようにします。
まとめ
トマトの二本仕立てって何?
⇒1本のトマトを2本に育てること
二本仕立てにするとどうして効率的なの?
⇒1ポットで2本分の役割ができるので、種の数や苗の数が半分、お金や定植時の労力も単純に考えて半分にできるから
1.トマトの芽を取る(摘芯)
⇒本葉が3枚になった時に、4枚目になる芯のところを取る
2.わき芽を伸ばす
⇒本葉の付け根から出て来たわき芽を伸ばす
3.伸びたわき芽を2本にする
⇒子葉から出て来たわき芽を取り、本葉から出て来た芽を2本残す
今回は「トマトの二本仕立て」について書いて見ました。
最後まで読んで下さりありがとうございます(^O^)/
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