農業を始める。どうやってトマト農家を始めたのか?その手順について

農業を始める アイキャッチ用

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この記事はこんな悩みを解決します

✔農業を職業にしたいけれどどうしたら良いか分からない
✔農業についての相談を誰にすれば良いか分からない
✔農業を始めるにあたり就業までの流れが知りたい

この記事を書いた人

とまきち

<プロフィール>

トマト農家になって約10年

認定農業者 調理師

2015年 飛騨統一圃場審査にて岐阜県園芸特産振興会長賞受賞(最優秀賞)

2023年から野菜加工事業を開始(野菜加工 とまきち)

当サイトでは農業で躓いたこと、野菜の育て方や、保存の仕方、調理法などの悩みをどう解決してきたかを書いています。

2021年12月31日時点

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目次

農業を始めたいと思ったら

農業を始めたいと思ったら、まず、地域の農業経営課の人に相談に乗ってもらいましょう。


自分は岐阜県に住んでいるので、岐阜県の農業経営課業務内容を載せて見ました。
この内容は岐阜県の農業経営課のホームページを参照させていただきました。

主な業務内容

・協同農業普及事業等に関すること
・農業大学校に関すること
・農業共済事業に関すること
・農業金融に関すること
・新規就農者等の育成に関すること
・認定農業者、認定就農者等の育成に関すること
・農地の利用集積等に関すること
・岐阜県就農支援センターに関すること
・農福連携に関すること

このページの内容に関するお問い合わせ先

農業経営課

代表

〒500-8570岐阜市薮田南2丁目1番1号
電話番号:058-272-8429 FAX:058-278-2686 

農業経営課 – 岐阜県公式ホームページ (gifu.lg.jp)

業務内容にあるように、農業に関するあらゆることについて相談に乗ってもらえます。

相談に行く時に訊かれること

次に相談に行った時、訊かれたことを書いて見ます。

①農業をやろうと思った動機
②どんな作物を作りたいか
③どの地域で作りたいか
④資金について
⑤土地と農機具について

自分はこの5つについて相談をしに行った時に訊かれました。

①農業をやろうと思った動機
これについては色々な思いがあると思うので、素直にそのまま伝えれば良いと思います。
自分は植物が好きで大学でも植物について学んでいたことや、会社員が自分に合っていないことを伝え、農業に挑戦したいと話しました。

②どんな作物を作りたいか③どの地域で作りたいか
農業をするにあたりどの作物を作るかはとても重要です。
どの作物を選ぶかで収入やこれから必要な資金が変わってくるからです。
また、地域によっても作りやすい作物、作りに難い作物、そしてそもそもその地域では作れない作物があります。
自分が住んでいる岐阜県飛騨地方は高冷地なので、ほうれん草や夏秋トマトなどを作るのに適しているという説明でした。
また、寒冷地なのでミカンなどの果物は育てることができません。
もし、温暖な地方でしかできない作物を育てる場合は寒冷地以外の場所を探す必要があります。

夏秋トマト


④資金について
率直にいくらの貯金があるかを訊かれました。
トマト農家ならば300万、ほうれん草農家なら700万はあった方が良いと言われました。
もう10年以上前なので今は資金についても変わっている可能性が高いです。

⑤土地と農機具について
農業をするにあたり農地があるのか、また、耕す為のトラクターや畝立て機などの農機具をどうするのかも訊かれます。
大体の方は無いと思うので、研修中に紹介してもらったり、農機具なども中古品などが無いか頼んでおくと良いと思います。

自分がトマトを選んだ理由

自分が作物の中でトマトを選んだ理由は4つあります。

①野菜の中では単価が高いこと
トマトは野菜の中では単価が高い部類に入ります。
これから自営業者になるので、少しでも儲けを追求する必要があります。

②選果作業場があり、自分でトマトを分けたり箱詰めをしなくてよいこと
飛騨ではトマトを選果する施設があるので、収穫したトマトを自分で等級ごとや大きさごとに分ける必要が無く、農作業に集中できます。
ただし、施設を利用するにはJAのトマト組合に加入する必要があります。

③開業資金が農作物の中では少ないこと
トマトは作物の中では開業資金が少なくて済む作物です。
ハウスを建てたりする必要がありますが、②で書いたように飛騨では家で選別作業をする必要が無いため、選果機のような機械を個人的に買う必要はありません。

④トマトが大好き
農業をする上でこれが一番大事かもしれません。
やはり、自分の作る作物が好きと言うのが一番の理由でしょう。
サラダから、ハヤシライスやカレー、パスタなど、トマトを使った料理が大好きなのも大きな理由の1つです。

面談後から就農まで

2回目の面談では作る作物を伝え、研修先の農家さんを紹介してもらいました。

農業に関する支援金や支援制度を使う為には1年以上、指導農業士の資格を持っている農家さんで研修をする必要があることが多いです。
研修無しで農業を始める方も稀に見えますが、農業を学べる短大か、専門学校に行って見える方が多いようです。
ちなみに自分は2年間研修に行かせていただきました。
そして、新規就農(独立)という流れとなります。

まとめ

  1. 農業を始めたいと思ったら
    →域の農業経営課の人に相談する
  2. 相談に行く時に訊かれること
    →①農業をやろうと思った動機
     ②どんな作物を作りたいか
     ③どの地域で作りたいか
     ④資金について
     ⑤土地と農機具について
  3. 自分がトマトを選んだ理由
    →①野菜の中では単価が高いこと
     ②選果作業場があり、自分でトマトを分けたり箱詰めをしなくてよいこと
     ③開業資金が農作物の中では少ないこと
     ④トマトが大好き
  4. 面談後から就農まで
    →研修先を紹介してもらい、2年間研修し新規就農する

今回は「農業を始める。どうやってトマト農家を始めたのか?その手順について」と題しまして、自分が就農に至るまでをざっくりと紹介しました。
もし、参考になったと思ったら👍ボタンを押してもらえると嬉しいです(´▽`*)
それではまた次のブログでお会いしましょう(^O^)/

ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等

農業経営課 – 岐阜県公式ホームページ (gifu.lg.jp)

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