✔仮植作業って何?
✔ハウス温度の低下を防ぐ為に石油系暖房器具やハウス用蝋燭と併用するには何がおススメ?
✔セルトレーから苗を取りにくいけど、どうしたらいい?
トマト苗をポットに植える時の3つのポイント (仮植作業)
今回はトマトの苗をポットに植える時に知っておきたかったポイントを3つ書いて見ようと思います。
ちなみにこのポットに植える作業のことを仮に植えると書いて仮植(かしょく)といいます。
定植作業前に、仮に植えておくことを言うそうです。
ポットに植える苗は接ぎ木作業をしたセルトレーに入っているトマトたちになります。
接ぎ木についての説明は下のボタンからどうぞ。
養生室から出し、順化期間3日を経てポットへ植えます。
順化についても下のボタンから説明しているブログ記事に繋がります。
ポット土に水をたっぷり含ませておく
まず、ポットに詰めた土にたっぷりと水を含ませます。
このじょうろの先みたいなのは散水ノズルと言うらしく、地味にお値段が高いです(;^ω^)
3,000円以上します…。
この3,000円をつか、じゃなくて散水ノズルを使って水をたっぷりあげます。
目安として、ポットを持ち上げると重いと思うくらい。
または、指で穴を空けたときにしっかりと湿っているように水をかけています。
思ったより時間がかかるので、自分は仮植作業の前日には作業を行い、ビニールで覆い、水分が飛ばないようにしておきました。
大きさが多少違うかもしれませんが、楽天市場にあったので載せておきます。
水枕を用意する
飛騨地方は4月や5月になっても夜は寒く、3度くらいになる日もちらほら。ちなみにトマト苗は12度以下にならにようにするのが基本らしいです。
なので、水枕を用意して日中の光を利用して熱を取り込み、夜の間も温度を少しでも保てるようにします。
その水枕ですが、液肥の空き容器を再利用します。
去年使い終わった液肥の空き容器を取って置き、そこに水と墨汁を入れ黒くします。
寒くなるとハウスの中央にストーブを置くので、そこから離れている端や外側を中心に水枕を置きます。
ポットの列の間にも入れ、ビニールで覆ったときに温度を保てるようにしました。
苗を取り出すときは除草用の道具を使うと便利
苗をセルトレーから取るのは意外と難しいです。
トマトの成長具合によって根の張り方が違うので、軸の部分を持って引っ張ても上手く抜けない時があります。
また、接木した部分で折れてしまったりと意外と繊細です。
そこで除草用の道具を使います。
この赤い器具です。
先が細く尖っているので取り出しやすい!!
このようにセルに差し込んで取り出します。
セルを下から押したりしなくて済むのでセルトレーを痛めなくて済みます。
植え終わるとこんな感じ。
みんな元気に育ってくれることを願ってます(^O^)/
まとめ
トマト苗をポットに植える時の3つのポイント (仮植作業)
⇒ポットに植える作業のことを仮に植えると書いて仮植(かしょく)。
定植作業前に、仮に植えておくことを言うこと。
ポット土に水をたっぷり含ませておく
⇒ポットを持ち上げると重いと思うくらい。
または、指で穴を空けたときにしっかりと湿っているように水をかける。
水枕を用意する
⇒水枕を用意して日中の光を利用して熱を取り込み、夜の間も温度を少しでも保てるようにする。
苗を取り出すときは除草用の道具を使うと便利
⇒除草用の道具を使う。
今回は「仮植作業の時に知っておきたかったポイントを3つ」書いて見ました。
いよいよポットにトマトを植えるところまできたので、ハウスへ植える準備もしなくてはいけないですね。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
また、次のブログでお会いしましょう(^O^)/
ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
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