アボカドの芽の出し方|爪楊枝より簡単!下を切って水に浸す新しい方法

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「アボカドの種から芽を出してみたい!」
そんなふうに思って、昔ながらの「爪楊枝で支えて水に浸す方法」に挑戦したものの、根が出ないままカビが生えてしまった…という経験はありませんか?

私も以前はうまくいかなかった経験があります。
でも最近、種の下の部分を少しカットしてから水に浸す新しい方法を試してみたところ、数週間でしっかりと根が出て、芽も伸びてきました。

今回はその手順を、実際の写真とあわせてわかりやすくご紹介します。失敗しないコツや、芽を出すための注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

アボカド
芽を出すことができたアボカド

この記事では、こんな疑問にお答えします。

✔アボカドの種から育てて見たいけど、どうしたらいい?
✔いままでは上手く芽を出すことができなかったけど、他のやり方はある?
✔根が出てきたけどその後はどうしたらいい?

とまきち

<プロフィール>

兼業トマト農家/調理師/FP2級資格保有
農と暮らしとお金をつなぐブログを運営中。

約10年間トマト農家として働き、現在も家庭菜園でさまざまな野菜を栽培しています。
農業の現場で培った知識と経験に加え、調理師資格FP(ファイナンシャルプランナー)2級の視点から、
野菜の「育て方」「保存」「食べ方」「経済的価値」まで幅広く発信中です。

2015年:飛騨統一圃場審査にて、岐阜県園芸特産振興会長賞(最優秀賞)を受賞

2020年:高配当株投資をスタート

2023年:野菜加工事業「野菜加工 とまきち」開始。冬季は焼き芋・干し芋を販売

当サイトでは、家庭菜園や農業でのつまずき・発見・工夫を中心に、
「野菜のある暮らし」や「節約・資産形成に役立つ視点」をわかりやすく紹介しています。

2025年6月4日時点


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目次

今までの方法と新しい方法の違い

爪楊枝を使った発根の仕方 イメージ

アボカドは栄養価が高く、植物性の良質な脂質が注目されている人気の食材ですよね。
そんなアボカドの種を使って観葉植物として育てることができるのは、知っている方も多いかもしれません。

これまでは、イメージ画像のように「爪楊枝を刺して水に浮かべる方法」が一般的でしたが、今回は種の皮をむき、下の部分を少しカットする方法をご紹介します。
このやり方なら、より簡単に根が出て、発芽までスムーズに進みますよ。

今までの方法

種を洗い皮を剥き、爪楊枝刺しコップに水を入れ、浮かべる方法。

問題点

  • 水が常に種についていないといけないので、水が減ってきたのに気づかないと根を出すことができない
  • 爪楊枝を刺したところからカビが生えて根が出なくなることがある
  • 発根までに時間がかかる

新しい方法の利点

  • 切り落としたぶん、水の吸収が早く根が出る
  • 袋に種を入れるので、水の吸収面が増える
  • 爪楊枝を刺す手間がいらない

実際にやってみた


種を洗って、下を数ミリ切る

下の部分を切る

果肉がついているとカビの生えるので、丁寧に洗ってください。
種を切ると聞いてびっくりするかと思いますが、下の部分を5ミリほど切ってしまいます。
写真を参考にしてもらいたいのですが、一つ「切りすぎたかも!」と思いましたが、これくらいは切っても大丈夫でした。

皮をむく

皮を剥いたアボカド
皮を剥く

切ったところからは皮が剥きやすくなるので、そこから皮を剥きます。

水に浸す/袋の準備

袋にコットンかティッシュを敷き、水を含ませます。
その上に切った方を下にした種を置きましょう。

今回はティッシュに水を含ませた

その後は根が出るまで水が切れないようにします。
根が出るまでは、季節によりますが20日以上はかかると思います。

根が出た!

24日後に種が横に倒れていたので見てみると根が出ていました。



植え付けをしよう!

根が出たら植え付けをしましょう。
今回は土に植えて見ます。
土がこぼれたりして汚れるので、キッチンでの作業がおすすめ。

根が出たアボカド

調べたこところ、あまり大きいプランターはアボカドに向いていないということで、小さめのプランターを100円均一で購入しました。

土を入れる前に、根腐れ防止の軽石を入れました。

その後に土を入れます。

根を傷つけないように種を土に入れ、種が完全に隠れないように植えます。

今回のポット以外も、土、軽石もダイソーで購入しました。
土は野菜用の土で肥料などももう入っていて、調整がいらず、重さも軽いので使い勝手がとても良いです。
近くにお店がなくても、今はネットストアがあるので、利用して見てください。


ちゃんと芽を出すことができました/管理の仕方

土に植えて12日後に種が割れて、芽が見えてきました。

種が割れて芽が見え始めた

芽を確認してから1週間後、少しずつ伸びてきました。

伸びてきた芽

ちゃんと芽を出すことができましたね。

芽を出すことができた後の管理を簡単に書いておきます。

表面が乾いてきそうになったら、水を与え、水が切れないようにしてください。
日当たりは良い場所がベストです。
肥料は4月〜10月は月に1回を目安に液体肥料(肥料にもよるが1000倍に薄める)、観葉植物用の緩効性化成肥料(置き肥)を施します。
 冬は肥料は基本的に与えません。
寒さには弱いので、10度以下にならないように管理してください。

土ではなく水耕栽培でも育てることができます。
専用の花瓶を利用して育てて見てください。


よくある疑問と対処法

  • 根が出るまでの目安はどれくらい?

    だいたい、芽が出るには2〜4週間ほどです。
    寒い時期だと1ヶ月以上かかることも。
    2〜3週間たっても何も変化がない場合は温度が低すぎたり、水が足りない可能性があるので、暖かい部屋に移したり、水があるか確認しましょう。
    1ヶ月以上しても根が出ない時は種自体が問題で根が出ないかもしれません。
    破棄を考えましょう。
  • 芽が出るまではどのくらい?

    根が出てから2〜4週間ほどで出てくるようです。
    長いと8週間ほどかかることも。
    8週間を目処に出てこない場合は根が痛んで枯れている可能性があります。
  • 種が黒くなってきた

    種が黒くなってきた原因はカビであることが多いです。
    残念ですが、処分しましょう。

まとめ

  • 昔のやり方では芽が出なかった方にもおすすめ!
  • 種の“下”を切って水に浸すだけで発根率アップ
  • 成長を見守るのが楽しく、家庭菜園にもぴったりの第一歩です

アボカドの種から芽を出すには、皮をむいて下を少しカットし、水に浸けるだけで意外と簡単。
従来の爪楊枝の方法よりも、根が出やすく成功率も高まります。
暖かい場所で水を清潔に保てば、数週間で根が出て、やがて芽が顔を出します。
食べたあとの楽しみとして、観葉植物を育てる喜びも味わってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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