✔どうして接ぎ木をするの?
✔スイカの接木ってどうやってやるの?
✔スイカの収穫適期はいつなの?
どうして接ぎ木をするの?
そもそも、接ぎ木は何故するのでしょうか?
野菜類のなかには連作障害や土壌病害虫に弱い品種があるため、抵抗性のあるものを台木として使用し、生育促進や生産の安定を図っている(トマト、キュウリ、スイカなど)。
接木とは – コトバンク (kotobank.jp)
ということのようです。
「コトバンク」さんから引用させていただきました。
接木がしてある野菜の方が連作障害や土壌病害虫に強く、育てやすくなるようです。
それならやるしかない!!
ということで、スイカの接木に挑戦しました。
トマトの接木の方にも、接ぎ木に関して説明を書いているので、下のボタンから見ることが出来ます。
もう少し詳しく接ぎ木をする理由も書いてあります。
接木の方法
接ぎ木にはいくつかの方法があるのですが、自分は「さし接木」を選びました。
台木はユウガオです。
種の袋には「呼び接木」と書いてありますが、これが凄く難しいです(;´・ω・)「
夕顔とスイカの茎の太さがある程度合っていないと上手くいきません。
自分の経験上、ユウガオの芽やスイカの芽がなかなか揃って出ず、上手くできませんでした。
ですが、「さし接木」ならある程度太さが違っても接ぎ木ができます。
スイカは28度設定の発芽器で約5日経って芽が出ました。
今回は全て小玉スイカです。
ユウガオは種を植えてから一週間くらいで芽が出てきました。
ですが、揃って芽が出たのは20粒近く植え8粒くらい。
後の12粒はバラバラと芽が出て、遅いものは2週間近くしてから芽が出たものもありました。
自分はユウガオの芽出しが難しく感じています( ;∀;)
スイカの本葉が一枚出始めた頃を目安に接ぎ木を開始!
ユウガオは種を植えてから約20日。
4月の28日に接ぎ木をしました。
スイカの成長を待っていたら、少し大きく育て過ぎました。
まず、剃刀の裏側を使ってユウガオの本葉を取ります。
本葉が無いのが分るでしょうか?
矢印の所が本葉を取った場所です。
竹串を使って、先ほど本葉があった矢印の場所へ斜めに突き刺します。
突き刺す目安は反対側に竹串の先が出るくらいです。
子葉の下で斜めに切ったスイカを穴を開けたユウガオに差し込みます。
この時、少し斜めに切ったスイカの茎の先を出すようにするのがスイカの接木のコツ!
そうすると、くっ付きやすくなるそうです。
幼苗フレンドというクリップをつかって、スイカを差し込んだ夕顔の茎を挟み、くっ付くのを待ちます。
こちらが使っているクリップです。
Amazonにって購入することが出来ます。
写真から詳細が見られるので、興味がある方は、サイズを確認の上購入してください。
上の写真のスイカじゃなくなってますが(;´・ω・)、クリップで挟むとこんな感じです。
接木が済んだら養生室へ入れ、養生期間を設けます。
養生期間、順化期間はトマトと同じにしました。
「養生」については先ほどの「トマトの接木について」のボタンから、「順化」に関しては下のボタンから見ることが出来ます。
少し萎れていて心配でしたが、ほとんどがこの後復活してきてきました。
3ポットだけは上手く行きませんでした。
接木してから約17日後。
上手く接ぎ木できた苗は少しずつ大きくなってきました。
定植から収穫まで
5月の17日、接木から約20日後にハウスへ定植しました。
こちらは定植から1週間後の様子。
ちょっと伸びてきましたね。
6月の中頃には花が咲き始め、実が付きました。
実を確認して約10日後のスイカです。
だいたい、スイカは実を確認して30日前後で収穫になります。
小玉スイカは大玉より少し早く熟れる気がします。
収獲時期が分る様に日付を書いた札を付けておきました。
7月12日、いよいよ収穫です!!
スイカいただきます!!
少~し早かった気もしますが、甘くて美味しいスイカが収穫できました。
ということで、今回は「スイカの接木」について紹介しました。
まとめ
どうして接ぎ木をするの?
⇒接木がしてある野菜の方が連作障害や土壌病害虫に強く、育てやすくなる。
接木の方法
⇒台木に夕顔を使い、「差し接木」する。
定植から収穫まで
⇒接木から20日後に定植。
結実を確認後30日前後で収穫適期。
スイカいただきます!!
⇒少し早めの収穫だったが、甘くて美味しかった。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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