自炊を始めた時の最初の悩み「どの野菜を買うか?」
一人暮らしで自炊を始めたとき、最初に悩むのが「どの野菜を買うか」ですよね。
でも、実は「買ったけど使い切れない」「冷蔵庫に入らない」「すぐ腐る」など、
後悔しやすい野菜もあるんです。
今回は、農家、調理師、FP資格を持つ私が、野菜、調理のしやすさ、お得かという3点を考えながら、
「一人暮らしで買わないほうがいい」と感じた野菜を実体験からご紹介します。
✔使いやすい野菜とは反対に使いにくい野菜はどれ?
✔おすすめできない野菜だけど購入したいときはどうしたらいい?
✔買いに行くのは手間、上手く使い切りたい場合のおすすめの手段は?
後悔した野菜ランキング
1位 レタス(大玉タイプ)

パンに挟んだり、お肉を巻いて食べたりとよく目にするレタス。
癖もなく、とても食べやすい野菜ですよね。
ですが、野菜の中でも保存のききにくさは1番といってもいいかもしれません。
料理に使わずに置いておくと、例え冷蔵庫の中で保存していても、外側の葉が腐り溶けてしまうことも。
冷蔵庫に置くにしても大きくて結構場所を取ります。
特に結球型のレタスは中々使い切るには難しい部類。
もし購入して2〜3枚使って残ってしまったら、炒め物やスープの具として、一気に使い切った方が無難です。
結球(球のようになっている)レタスよりリーフレタスの方が量は少なく、葉が広がっているので使いやすいですよ。
2位 ブロッコリー

ブロッコリーは栄養価が高く、国の指定野菜にも選ばれました。
健康志向の高まりにもマッチし、スーパーでいつでも買える野菜になりましたよね。
このブロッコリーもレタスと共通するところがあり、大きくてかさばること、日持ちがしないことが挙げられます。
傷んでくると蕾の部分が黄色くなり、青臭さが増し、食べても美味しくなくなります。
また、レタスのように生では食べられないため、火を通す作業が必要になるのも手間。
栄養価が高く、生活に取り入れるのはとても良いことなので、丸々買うのではなく、冷凍品などを活用し、使える分だけ取り出して使うのがおススメです!
3位 トウモロコシ(生のまま)

夏になると思い出す野菜のひとつといえばトウモロコシ。
甘くて、つぶつぶの食感がたまらない野菜です。
このトウモロコシ、収穫してからどんどん甘味が薄くなっていくので、とにかく早く食べることが大切。
レタスやブロッコリーのようにすぐに痛むということは少ないですが、皮を剥いたり、茹でたりと食べるための作業が必要です。
食べた後も捨てる部分が多いのも特徴。
すぐに食べられない、茹でたり、皮を剥いたりする作業が面倒、ゴミが多いのが嫌だという方は、茹で済みのトウモロコシを買った方が良いでしょう。
4位 ジャガイモ(大袋)

カレーやポテトサラダ、コロッケなど、活躍する場面が多いジャガイモ。
初夏の頃に出てくる新ジャガは皮ごと食べられ、とても美味しいですよね。
こちらのジャガイモも生では食べられないため、火を通す作業が必要です。
カレーやポテトサラダ、コロッケなどとても美味しいですが、家で作ろうと思うと一苦労する料理たち。
日持ちがしやすいので、買っておくと芽が出てしまったりして、調理の作業が増えてしまうことも。
購入は使う分だけにして、なるべく日や光に当たらない場所で保管をしましょう。
5位 ナス

こちらも夏野菜の一つですが、今では1年中スーパーで買うことができますね。
油との相性も良く、炒め物から煮物まで、幅広く使うことができる野菜。
ナスもレタスやブロッコリーと比べると日持ちをする野菜ですが、私たち消費者の手元に届く頃には思ったより萎びていたり、水分が抜けていてあまり美味しくないことも。
皮にはポリフェノールが含まれていますが、食べるときは口に残りやすく、皮を少し剥いたり、味が染み込むように切り込みを入れる必要があります。
もちろん、火を通すという手間もありますし、ナス単体の料理が多いということは他の野菜や料理と合わせにくい野菜とも言えます。
麻婆茄子や煮物、炒め物と明確に作るものが決まっている時以外は避けた方が無難な野菜。
番外編:玉ねぎ

使い道が多いので料理では重宝する玉ねぎ。
今回の数に入れてはいませんが、実は玉ねぎも気をつけた方がいい野菜。
冷蔵保存をしなくていいので、常温で置いてけますが、日が当たると芽が出やすく味が落ちます。
また、湿気で腐りやすく、いざ傷んでくると、匂いは強烈。
さらに、皆さん大嫌いなキッチンに出てくるあの虫の大好物です。
ただし、玉ねぎも冷凍、冷蔵保存ができるので、皮を剥いてスライスしておいたり、みじん切りして小分けにし冷凍しておくと痛まず、使いやすくて⚪︎。
時短料理にも繋がりますね。
節約・時短をしたいなら”買いすぎない仕組み”を利用する手も
紹介して来た野菜のように、保存や使い方を工夫すれば一人暮らしでも使い切れる野菜はたくさんあります。
でも、実際のところ「買っても余らせてしまう」「料理のレパートリーが少ない」「買いに行く時間も手間もない」と悩むこともありますよね。
そんなときに便利なのが、必要な分だけ、すぐに使える新鮮な野菜を届けてくれる宅配サービスです。
実際に自分も利用したことがあります。
届けてくれる量もちょうど使い切れる量で、レシピ付き!
定期購買にすれば、使い終わる頃にまた届けてもらえるようにすることも可能。
実際に自分が届けてもらった物をレビューした記事があるので覗いてみてみください。
今回は野菜の配達を主としているススメの宅配業者を選んで見ました。


どちらの宅配業者も野菜に力を入れていて、レシピも入っているので調理に迷うことなく、野菜料理を作ることができます。
訳あり品の野菜も入っていたのですが、料理をすれば全く気になりませんし、美味しく作ることができました。



実際に入っていた野菜で作った料理です。
季節ごとに中身が変わるので、今は材料に入っていないかも知れませんが、野菜を無駄なく美味しく食べることができますよ。
梅酢を再利用したピクルス、滑らかな白茄子と旨みが詰まったシメジの軸の部分を使ったソテーなど、普段では考えない料理も作ることができました。
もちろん味も文句なし。
気になる方はどちらもお得なお試しセットがあるのでぜひ、利用してみてください。


まとめ
- 自炊を始めた時の最初の悩み「どの野菜を買うか?」
➡️「使いきれない」、「冷蔵庫に入らない」、「腐りやすい」野菜がある。 - 後悔した野菜ランキング
- 1位 レタス(大玉タイプ)
➡️大きくて保存しにくく、腐りやすい。 - 2位 ブロッコリー
➡️大きくてかさばりやすく、日持ちしにくい。 - 3位 トウモロコシ(生のまま)
➡️食べるまでの手順が多く、廃棄率が多め。 - 4位 ジャガイモ(大袋)
➡️日持ちしやすいが、芽が出ることも。日や光が入らな所で保存する。 - 5位 ナス
➡️皮が硬く中わ柔らかく調理に多少のコツが必要。他の野菜とは合わせにくい。 - 番外編:玉ねぎ
➡️湿気で腐りやすく、日があたると芽を伸ばし味が落ちる。
- 1位 レタス(大玉タイプ)
- 節約・時短をしたいなら”買いすぎない仕組み”を利用する手も
➡️節約、時短を考えるなら野菜の宅配も視野に入れておこう。
一人暮らしの自炊では、使いやすさ・保存しやすさ・飽きにくさが大事。
“おしゃれ”や“健康そう”に見える野菜ほど、実は使いにくいことも。
買い物をムダにしないためにも、
「調理の手間」「保存のしやすさ」「使いきれるか」を意識して野菜選びをしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が良かったと思ったら、グッド👍ボタンを「ポチッ」としてもらえると嬉しいです。
コメント