金融資産5,000万円を築くまでに「とまきち」がやった8つのこと

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金融資産5,000万円──そう聞くと、とても大きな目標に感じるかもしれません。

実際、それだけの資産があれば、家やマンションの購入を現実的に考えることができたり、老後の備えや子どもの教育費にも十分対応できる金額です。
突然仕事を失っても、すぐに生活が行き詰まるような心配はありません。むしろ、収入が多少減っても好きな仕事に転職したり、新しいことに挑戦する余裕すら生まれてきます。

5,000万円という資産は、人生の選択肢を大きく広げてくれる“心の余白”のような存在です。

私自身、最初は「そんな金額、自分には無理」と思っていました。
けれど、特別な才能や高収入があったわけではありません。農業という収入が不安定な仕事を続けながらも、コツコツと積み上げてきたことで、この金額に到達することができました。

この記事では、私が5,000万円の資産を築くまでに実践してきた8つの工夫と考え方をご紹介します。
自営業の方はもちろん、会社員の方にも取り入れられる内容です。
ご自身のペースに合うものを、ぜひ参考にしてみてください。

この記事では、こんな疑問にお答えします。

✔5,000万円の金融資産になるためにやっていたことって何?
✔節約やお金を貯めるだけでは大変、何か良い方法はない?
✔自分に合ったお金との向き合い方をしりたい!

とまきち

<プロフィール>

兼業トマト農家/調理師/FP2級資格保有
農と暮らしとお金をつなぐブログを運営中。

約10年間トマト農家として働き、現在も家庭菜園でさまざまな野菜を栽培しています。
農業の現場で培った知識と経験に加え、調理師資格FP(ファイナンシャルプランナー)2級の視点から、
野菜の「育て方」「保存」「食べ方」「経済的価値」まで幅広く発信中です。

2015年:飛騨統一圃場審査にて、岐阜県園芸特産振興会長賞(最優秀賞)を受賞

2020年:高配当株投資をスタート

2023年:野菜加工事業「野菜加工 とまきち」開始。冬季は焼き芋・干し芋を販売

当サイトでは、家庭菜園や農業でのつまずき・発見・工夫を中心に、
「野菜のある暮らし」や「節約・資産形成に役立つ視点」をわかりやすく紹介しています。

2025年6月4日時点


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目次

① 生活水準を上げない暮らしを続けた

数字を見て話し合っている人たちの画像
足るを知る生活を送ろう

1,000万円を貯めたときと同じように、収入が増えても生活水準は上げないことを続けていました。

家賃・食費・日用品など、基本の支出はずっと変えず、自分が満足する範囲で暮らす、「足るを知る」という生活を続けています。
お金がないから見栄や流行に乗れないのでは無く、お金はあるけどあえて見栄や流行にに流されない生活をしているのとでは気持ちの面でも金銭的な面でも大きな違いがありますよね。

家庭菜園で言えば、収穫が増えても無駄に肥料を増やさない、地味だけど安定した“土”を守る感覚です。


② インデックス投資はコツコツ継続

毎月数万円ずつ、インデックス投資を淡々と積み立ててきました。

自分が働いて得る収入に加えて、“お金にも働いてもらう”という意識で、資産形成を続けてきたのです。
経済学者のトマ・ピケティ氏が提唱した「R>G」(資本収益率が経済成長率を上回る)という理論をご存じでしょうか?
これは、労働で得る収入よりも、投資による複利のほうが、長期的に資産を大きく育てやすいという考え方です。

インデックス投資は短期では成果が見えづらいかもしれません。
でも、時間と複利の力が味方につけば、資産はまるで雪だるまのように少しずつ大きくなっていきます。

「手間のかからない葉物野菜を畑に植えておく」ように、放っておいてもコツコツ育っていく。
そんな安心感のある方法です。

③お金を稼げる場所に力を注ぐ

お金を手にしてガッツポーズをしている男性の画像
節約だけでは限界がある、入金力も大事

これまで私は、節約や生活費の見直しを中心にお金を捻出してきました。
でも、5,000万円という資産を築くには、それだけでは足りません。
やはり、ある程度の「稼ぐ力」が必要になってきます。

私の場合は農業をしていたので、売れやすい品種に切り替えたり、主力の野菜の前後に別の野菜を組み合わせて育てたりと、工夫しながら売上を伸ばしてきました。
また、冬の農閑期には農産物の加工業を取り入れることで、収入の柱を増やす工夫もしてきました。

以前、資産3,000万円の作り方でもお話ししましたが、会社員の方であれば転職による収入アップ、副業の開始、さらには青色申告などの節税を活用することで、収入を効率的に増やすことが可能です。

とくに会社員の方は社会保険に加入しているため、副業の収入に対する社会保険料が増えにくいという大きなメリットがあります。
本業+副業の両輪がうまく回れば、私よりも早く5,000万円に到達する会社員の方も、きっとたくさんいるはずです。


④ 高配当株にも一部資産をシフト

お金を貯めるだけでは、たとえ金額が増えても、暮らしが豊かになるとは限りません。
だからこそ私は、配当金や副収入を“あえて使う”ようにしています。

そうすることで、「お金が自分の暮らしを支えてくれている」という実感が持てるようになりました。

これは、投資を続けるうえでのモチベーションにもなりますし、節約一辺倒の生活に疲れてしまうのを防ぐ効果もあります。

たとえば、配当金を生活費に充てれば、その分、働かずに暮らせる金額が少しずつ増えていきます。
また、配当金を貯めておいて旅行に使ったり、月に2〜3回の外食費として楽しんだりするのもおすすめです。

お金は、使ってこそ価値があるもの。
ストレスを減らし、生活の負担を軽くする手段としてお金が使えるようになると、資産形成そのものがより前向きで意味のあるものになっていきます。


⑤ お金について学びを続けた

本を開いて勉強をしている画像
お金について学ぼう

金融資産が増えてくると、投資の知識だけでは対応しきれない悩みが増えてきました。
たとえば、税金のこと、年金の仕組み、家は買ったほうがいいのか……など、判断が複雑になる場面が多くなったのです。

そんなときに知ったのが「ファイナンシャル・プランナー(FP)」という資格でした。
これは国が認定している国家資格で、お金にまつわる幅広い分野を体系的に学ぶことができます。

株式投資だけでなく、保険、年金、税金、住宅ローン、ライフプランなど、生活に直結する知識が詰まっていて、家計管理から投資判断まで本当に役立ちました。
「もっと早く知っていれば…!」と感じる内容ばかりです。

特にFP3級は、初心者でも学びやすく、これから資産形成を始めたい人にぴったりの内容です。

お金の基本を学びたい方へ
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⑥コミュニティに参加して情報交換した

実際に経験して感じたことですが、資産がある程度増えてくると、身近な人にはお金の話がしにくくなることがあります。

家族や友人とは仲が良くても、資産に関する話題はなかなか切り出しづらいものです。
それに、資産額や目標が違えば、共有できる悩みもズレてしまうことがあります。

そんなとき、私は投資やお金のことを気軽に話せるオンラインのコミュニティに参加しました。
そこには、似たような目標や悩みを持つ人が集まっていて、経験談を聞いたり、情報を交換したりすることができました。

「ひとりで頑張っているんじゃない」という感覚が得られたことは、想像以上に大きな支えになりました。
まるで、同じ畑で野菜を育てている仲間がいるような感覚です。
お互いに励まし合いながら進めることが、投資を続けるモチベーションにもつながりました。


⑦ 他人と比較せず、自分軸で暮らす

6つの紙飛行機が飛んでいるが1つは他の紙飛行機とは違う方向に飛んでいっている画像
みんなと一緒でいる必要はない

投資や資産形成に関心のある方たちとコミュニティでお話をするなかで、印象的だったことがあります。
それは、お金を持っている人ほど、意外なほど質素で堅実な生活をしているということでした。

①でも触れましたが、本当に大切なのは「他人と比べること」ではなく、「自分が納得できる暮らしをしているかどうか」だと、改めて感じました。

100人いれば100通りの人生があり、価値観やお金の使い方もそれぞれ違って当然です。
「この人の考えは素敵だな」と思ったことは取り入れつつ、違うと感じる部分は無理に合わせる必要はありません。

家庭菜園でたとえるなら──
誰もが高価な作物を育てる必要はないんです。
日々の食卓に合う、手間のかからない野菜を選んで育てるように、自分の暮らしに合ったお金の使い方を選べば、それがきっといちばんの豊かさになるはずです。


⑧ 自分に合った節約術と投資バランスを見つけた

私はこれまで、いろいろな手法を試しながら、「節約・投資・ゆとり」のバランスを少しずつ見つけてきました。

たとえば私の場合、将来に向けてインデックス投資をコツコツと続けながら、配当金が得られる高配当株で“今使うためのお金”もつくる──そんなスタイルに落ち着いています。

また、農業の経験から身についた家庭菜園や料理の知識を活かして自炊をするなど、節約にも取り組んでいますが、これは「好きでやっていること」。無理をしている感覚はありません。

でも、もちろん全員が私のようなやり方をする必要はないと思っています。

たとえば、「料理は苦手だから、時短キットを使って浮いた時間で副業を頑張る」という選択もアリですし、「高配当株は持たずにインデックス投資に集中して、とにかく資産を早く増やす」という戦略もあります。

大切なのは、いろいろ試してみたうえで、「自分が心地よく続けられるお金のバランス」を見つけることです。

ただし、資金にまったく余裕がない状態では、どんなスタイルも選べません。
だからこそ最初は、「少しだけ節約できるところ」を見つけることから始めてみるのがオススメです。

「服を1枚買うのをやめてみる」
「いつもより100円安い食パンにしてみる」
そんな小さな工夫でできたお金を、まずは少しずつ投資に回す。

それだけでも、“無理なく続けられる資産づくり”の第一歩になりますよ。


まとめ

  • 生活水準を上げない生活を続けた
  • インデックス投資を続けた
  • お金を生み出す場所をつくる
  • 浪費のための資産投資も考える
  • FPなどお金に関する勉強を続けた
  • お金のコミュニティに参加した
  • 他人と比べない生活をした
  • 自分なりの節約、投資の良いバランスをみつけた

今回は私の体験を元に、5,000万円の金融資産を作った時のことを振り返ってみました。
参考になれば幸いですが、内容の中にもあったように、考え方は人それぞれで正解はありません。
資産形成はマラソンのようなもの。
焦らず、コツコツ、自分のペースで進んでいきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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