丸みがあって、みずみずしく厚い葉が特徴の多肉植物。
室内で育てることが出来るので、観葉植物としても人気がありますよね。
とまきち(とまきち@トマト農家/菜園ブログ(@tomakichityonan))もそんな魅力に取りつかれた一人。
最近では100円ショップやホームセンターでも素敵な多肉植物が沢山販売されていますよね。
育てて見たいけど、どうやって育てたらいいか分からない。
買ってみたけど植え替えはいつどうやってしたらいいの?
自分も初めは分からなくて不安でした。
なので、今回は初心者の方に向けた多肉植物の植え替え方を中心に、簡単な育て方も解説していきます。
✔そもそも多肉植物ってどんな植物?
✔どうやって育てたらいいの?
✔植え替えはどうやってやればいいの?実際に見てみたい!
この記事では家庭菜園歴は20年以上、農家歴10年以上のとまきちが実際にホームセンターで買ってきた多肉植物を紹介しながら、その手順や注意点を解説します。
※選び方・育て方のコツがわかる!観葉植物を楽しむ教科書
監修者 佐藤 桃子
発行者 田村 正隆
発行所 株式会社ナツメ者
制 作 ナツメ出版企画株式会社
の書籍を参考にしています。
<プロフィール>
トマト農家になって約10年 トマト以外にも色々な野菜を栽培中。
調理師資格保有者。
2015年 飛騨統一圃場審査にて岐阜県園芸特産振興会長賞受賞(最優秀賞)。
2023年 野菜加工事業を開始(野菜加工 とまきち)。
ネットショップBASEにて野菜の販売開始 八百屋 とまきち (ytomakichi.base.shop)
当サイトでは農業で躓いたこと、野菜の育て方や、保存の仕方、調理法などの悩みをどう解決してきたかを書いています。
2024年1月8日時点
多肉植物ってどんな植物なの?
多肉植物は観葉植物初心者におすすめ
厚みのある葉や個性的な見た目が特徴の多肉植物。
厚みのある葉から分かるように、水分を体に多くため込める特徴があるため、枯れにくく、育てやすい植物と言えます。
なぜなら、自生地が砂漠や海岸の岩場など乾燥しやすい場所だからです。
乾燥地帯を生き抜く為に水分を沢山ため込むようになったんですね。
育て方、管理のコツ
多肉植物には3種類のタイプがある
生育期が春と秋で、適温が10~25℃程度。
夏は生育が緩やかになり、冬は休眠期になります。
日の当たる場所が最適ですが、夏の日差しは強すぎるので、遮光が必要。
水やりは根鉢が乾いたらたっぷり与えて、夏や冬は控えめにしましょう。
夏が生育期で、20~35℃が生育適温。
春と秋は生育が緩やかになり、冬が休眠期となります。
強い日差しを好むものが多いですが、暑すぎると生育が悪くなるので、様子を見ながら遮光もするようにしましょう。
冬が生育期で5~20℃が生育適温。
春と秋は生育が穏やかになり、夏は休眠期となります。
他のタイプより寒さに強いですが、冬の雨、霜、北風には当てないように注意しましょう。
室内が暖かすぎるときも休眠期に入ってしまうこともあります。
水のあげ方
各タイプの季節時期には根鉢が乾いたらたっぷりと水を与え、その他の季節は水やりの回数を減らし、休眠期では水やりはほぼしませんが、葉に動きがあるようならば、根本がやや湿る程度に少量与えましょう。
管理場所
すべての種類において、各季節の生育時期は風通しの良い場所で管理します。
春秋型は外で管理をしても大丈夫ですが、直射日光に気を付け日陰で管理し、休眠期に近づくにつれ暖かい5~8℃を保てる室内で管理しましょう。
夏型は梅雨の長雨に当たらないよう管理し、暑い時は直射日光を避けます。
休眠期は春秋型と同じように5~8℃を保てるように室内などで管理しましょう。
冬型は直射日光を避け、雨に当たらないようにします。
寒さに強いですが、日本の冬は寒すぎるので、日当たりの良い室内に置いて管理しましょう。
最近のお店では、何型の多肉植物なのか、書いてくれているものもあるので、確認しやすくなっていますね。
植え替えをしてみよう
植え替えはいつしたらいいの?
生育が盛んな種類は1~2年に1回、生育が穏やかな種類は2~4年に1回を目安に植え替えます。
実際に植え替えて手順を確認しよう
道具
まずは、今回植え替えに使った道具を紹介。
1.根腐れ防止剤 ゼオライト
2.多肉の培養土
3.スコップ
4.箸
5.ポット
6.底網
7.ポットカバー用のブリキのバケツ
多肉植物は5種類購入しました。
ポットの準備
ポットは100円ショップで購入しました。
陶器のポットもプラスチックのポットも3つで100円です。
まずは陶器のポットに植え替えてみましょう。
陶器のポットは下の穴が上手くあいていないものもあるので、ハサミの先などを穴に入れ、ポットを回すと穴を広げることが出来ます。
手に気を付けて作業してください。
穴をあけたら、底網を底に合わせて切り、敷きます。
底網を敷いたら、ゼオライトを底が見えなくなるように入れます。
土を入れ、多肉植物を植え替える
多肉植物用の土をポットの半分ほどまで入れます。
植え替える多肉植物をポットから取り出し、下の根を少し崩しましょう。
高さを調整しながら、土を入れていき、ポットのふちまで入れます。
これで植え替え完了です。
水はすぐに与えず、1週間後くらいから与え始めます。
プラスチックポットの場合
今回使ったプラスチックのポットは穴ではなく、スリットが入ったタイプで、土が落ちなかったので、底網は入れませんでした。
他の手順は陶器のポットとほぼ同じです。
植え替えが終わりました。
一回り大きなポットになって、喜んでいるように見えますね。
ただ、このプラスチックポットや陶器のポットは見た目が寂しい感じがするので、ポットカバーを付けてみようと思います。
ポットカバーを付けてみよう
ブリキのバケツ
100円ショップで買った、ブリキのバケツにポットを入れてみました。
無地のプラスチックポットでしたが、少しおしゃれになりましたね。
ただし、水をやり過ぎたりすると下に水が溜まり、根腐れにつながるので、水をたっぷりやるときはカバーから出し、水が切れたことを確認してから、カバーに戻しましょう。
陶器
陶器のポットは、白とピンクの陶器に入れてみました。
こちらも100円で購入。
少し華やかになったでしょうか?
今回のまとめ
多肉植物ってどんな植物なの?
多肉植物は観葉植物初心者におすすめ
⇒もともと水分の少ない環境で育っているため、枯れにくく育てやすい。
育て方、管理のコツ
多肉植物には3種類のタイプがある
⇒春秋型、夏型、冬型の3種類のタイプがある。
水のあげ方
⇒各種類のタイプの季節では、根鉢が乾いたら水をたっぷり与え、休眠期が近づくにつれ与える水を少なくする。
管理場所
⇒風通しの良い日陰が目安で、冬は室内で管理する。
植え替えをしてみよう
植え替えはいつしたらいいの?
⇒生育が盛んな種類は1~2年に1回、生育が穏やかな種類は2~4年に1回を目安に植え替える。
実際に植え替えて手順を確認しよう
⇒多肉植物専用の土を使う。各手順は写真を参考に。
ポットカバーを付けてみよう
ブリキのバケツ
陶器
⇒カバーを付けるとポットを飾ることが出来る。
今回は「多肉植物について、植え替えについて」紹介しました。
お家で栽培できる植物なので、長く付き合っていけるといいですね。
ポットカバーも自分の好きな入れ物で育てて見るのも楽しいですよ。
ぜひ、多肉植物を育てて見てください。
これからも、楽しい家庭菜園ライフが送れる内容を紹介していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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ブログを書くために、参考、利用したサイト、ページ、本等
選び方・育て方のコツがわかる!観葉植物を楽しむ教科書
監修者 佐藤 桃子
発行者 田村 正隆
発行所 株式会社ナツメ者
制 作 ナツメ出版企画株式会社
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